「怒り」は後始末ができない

 

(今日のコトバ)

 

怒りは、

人の心に傷をつけておきながら

後始末をしない。

 

 

「怒り」を直接受ける。

気分のいいものではない。

怒られた方は、

大なり小なり傷つく。

そんなことは

わかっているはずなのだが、

「怒り」を沈められない人はいる。

自分も「怒り」を

沈められないことがある。

状況を考えると、

怒ることも仕方ないと

思うこともある。

ただ、もっと普通に

伝えられなかったのかと

思うこともある。

人にも、自分にも。

そして、「怒り」の一番の問題は、

怒った後の後始末を

しないで終わること。

怒っているのだがら、

後始末などしなくていいと

思っている人もいるし、

後のことは自分で考えろと

思っている人もいる。

まれに、後始末ではないが

気を使ってなぐさめる人や

謝ったりする人もいる。

ただ、それでも後始末をしたとは

いいがたい。

怒られた側の心の痛みを

いやすことにはならない。

だからこそ、

「怒り」は考えてするべき。

どうしよもない時以外、

「怒り」は極力抑える。

相手の気持ちになって、

伝え方を考える。

少し強めでいい場合もある。

優しく伝えた方が

効果がある場合もある。

「怒り」の気持ちに高ぶった時、

そんな気持ちになって、

一回考えてから相手に伝える。

人とのコミュニケーションが

大きく違うはずだ。