(今日のコトバ)
人は自分の色ともう一色、
灰色を持って生きている。
何年も生きていると、
自分の色を
持って生きている。
人によってみな違う自分の色。
赤とか、白とか、
わかりやすい色もあれば、
どう表現していいか
わからない色を持つ人もいる。
それは個性であり、
魅力であって素敵なことだ。
だだ、人は自分の色の他に
もう一色必ず持って生きている。
灰色という色を持っている。
白と黒では割り切れない、
赤ほど燃えることもなく、
青ほど生を
封じ込めるものでもない。
どっちの色でもない色。
言葉にすると灰色。
そして、この灰色という色が
トランプでいうと
ジョーカーのような
役割を果たし、
社会の荒波を
乗り越えていける
武器になっている。
灰色というと
あまり良い印象はないが、
そんなことはない。
灰色という
どちらの色でもない判断が、
人生を救うことが多々あった。
そう考えると、
人生に灰色があることが
力になる。
そのことを忘れずに
生きてみてはどうだろう。