ちょうどいいを探している

 

(今日のコトバ)

 

「最高」ばかり

追いかけてきたと思ったのに、

いつの間にか

「ちょうどいい」を探してた。

それが大人になったこと

かもしれない。

 

 

常に勝つ。

常に成功する。

目指すは一番、、。

結果はどうあれ、

そんな気持ちで

生きていた若い日もある。

だが、勝負すればするほど、

勝つことは難しいし、

成功と自信を持っていえる

成果など、

人生すべてを見渡しても、

ほんの一握り。

生きれば生きるほど、

自分の能力の限界を

突きつけられる。

だが、それが世の中だとも思う。

たいがいの人が世の中に出ると、

負けだったり、

失敗だったりを受け入れながら

生きなければならない。

そして、

あまり勝率の良くないのが

人生だと理解した時、

ちょうどいい塩梅は

何かを探し始めている。

ちょうどいい塩梅とは、

傷つかない負け方とか、

痛みのない失敗の仕方とかを

自己流で編み出し、

平気な顔をして生きること。

そして、勝とうが、負けようが、

成功しようが、失敗しようが、

自分の身の丈にあった、

ちょうどいい状況に落ち着くこと。

若さだけでは突破できなくなった

人生で、世の中という世界と

自分という力のバランスを計って、

ちょうどいいを見つけ、

そこにポジション取りをする。

そんな気持ちで

生きているのかもしれない。