(今日のコトバ)
「誰かのために」は、
ほとんど「自分のために」で
出来ている。
「あの人のために何とかしよう」
そう思うことがある。
「あの人が困っているから、
自分の力で何とかしてあげたい」
普通の感情だ。
だが、
「あの人のために」だけが、
すべての感情とはいいきれない。
それ以外の感情が何かある。
それは何か?
冷静に考えると、
一つの答えにたどり着く。
「自分のため」という感情。
間違いなく
誰かのために何かをするのだが、
そこに自分が好かれたい、
自分が良く見られたい
という気持ちも含まれる。
ワルいことではない。
人間ならあたりまえのことだ。
だとしたら、
誰かのためには、
自分のためにであると思って
行動する。
誰かのためにが
自分のためになるなら
一石二鳥だ。
反対に、誰かのためにだけの
感情が強くなると、
恩着せがましくなったり、
嫌味になったりする。
「誰かのためには、
自分のために」
そう思って生きていこう。