臆病者として光輝く

 

(今日のコトバ)

 

臆病者は決して敗者ではない。

ここで倒れることを拒み、

戦うことをあきらめない

挑戦者のことである。

 

 

「臆病者」

その意味の考え方が、

大人と子供で変わったものも

珍しい。

子供の頃は、「気が小さく、

勇敢になれない人」という意味で

臆病者を考えていた。

だが、年齢を重ねるたび、

臆病者とは、

まだ戦いをあきらめない人。

価値を未来に見出している人等と

同じような意味に感じている。

事実、臆病者と思われるまわりの人は、

その場では前へ出ないが、

だからといって、逃げるばかりでなく、

その後の人生で自分の居場所を見つけ

光り輝いたりする。

意味はどうでもいいのかもしれない。

ただ、臆病であることは、

決してマイナスではない。

気が大きくなったり、

勇敢過ぎて、

人生に傷をつくるより、

建設的な人ともいえる。

人生は長い旅。

無事之名馬という言葉もある。

臆病であることを武器にできたら、

その人生もまた、

素晴らしいものになるはずだ。