(今日のコトバ)
本気になれば、
言葉は形容詞を捨てる。
熱くなればなるほど、
発する言葉は短くなる。
もっというと、
形容詞とよばれるものは
どんどん削られていく。
熱くなっている時に、
表現の幅を広げることもないし、
ただ思いを伝えるだけでいいとすると、
言葉は短くなるのもあたりまえだ。
そして、その言葉は魂そのもの、
気持ちのまんまになっていく。
熱くなるとは、
もう少し正確にいうと本気になる時。
本気にもいろいろあるが、
とにかく、自分丸出しでいる時。
そう考えると、
熱くなった時の言葉は重要。
自分を現す、
もっとも適切な言葉といっていい。
頭で考えた言葉は、
魂そのものでも、
自分の気持ちのまんまでもない。
嘘だったり、大雑把だったり、
相手の反応をみる
試験的な言葉だったりする。
そう考えると、
熱くなった時、
本気になった時の言葉ほど
不純物のないものはない。
そのことを忘れず
自分の気持ちを大切にして
生きていこう。