長く続けている者の勝ち

 

(今日のコトバ)

 

歩みを続けた者が勝ち。

歩みを止めた者が負け。

人生ただ一つのルールである。

 

 

なんだかんだいっても、

長く続けている人には勝てない。

仕事でも、趣味でも、なんでも、

長く続けている人は、

それなりの技術が身についている。

もちろん、達人とか、名人とかいわれる人は、

長く続けるだけでなく、

命懸けの研鑽をした結果だから、

例外的に技術が卓越している。

だが、そこまでの人でなくても、

長く続けた人は優れた技術がある。

その技術を身に着けた人、

つまり、長く続けることができた人が

人生の勝利者、言い過ぎなら

人生の幸せ者のような気がする。

長く続けている者が勝つ。

途中で辞めてしまった者が負ける。

シンプルな法則。

自分の中で長く続けているもの、

長く続けていけるものを

人生の支柱として生きる。

念頭において生きていくことも

大切なことだ。

ゆっくり進む時に見える景色

 

(今日のコトバ)

 

急行が止まらない駅には、

急ぎ過ぎない景色が待っている。

 

 

速度を上げるばかりの人生。

日に日にスピードを上げていく。

そのスピードについていける、

あるいは、そのスピードが快適ならいい。

だが、あまりにも速すぎて、

ついていくのも大変な人もいるだろう。

そんな人は、

スピードを上げるばかりではなく、

ゆっくり進むことも

選択肢として持つべきだ。

あごが上がるほど

速く走らなければならない状況は、

長く走り続けけることはできない。

どこかで故障し、止まってしまう。

止まってしまうと動き出すまでが

大変になる。

だからこそ、ゆっくり進む。

余裕をもって生きる。

そんな環境をつくることも大切。

速く走る時に見える景色もあるが、

ゆっくり進む時に見える景色もある。

どちらも素敵な景色。

その景色を満喫できるペースで生きる。

それも選択肢になるはずだ。

はじめに笑って、終わりに笑う

 

(今日のコトバ)

 

笑ってろ。すべっても、笑ってろ。

笑ってろ。悲しくても、笑ってろ。

笑ってろ。どんな時も、笑ってろ。

笑っていれば、人生なんとかなる。

 

 

とにかく笑う。

自分も、まわりの人も、

笑っていると、少なくても、

その場の雰囲気は良くなる。

殺気だっている人がいたり、

悲しい顔をしている人がいたりするより、

場は和む。

和むからこそ、

いろいろなことが

ポジティブに捉えられる。

ネガティブに捉えると、

すべてが嫌になることもある。

できるだけ、

その状況は明るいものにしたい。

だからこそ、笑顔が必要。

みんなが笑う環境を自らつくる。

はじめに笑って、終わりに笑う。

その意識だけで、

ずいぶん人生への取り組む意欲が

変わってくる。

まず、自分から笑う。

そして、まわりも笑っている環境を

つくることを考えよう。

自分のループ

 

(今日のコトバ)

 

自作自演を、

自画自賛して、

自業自得に陥る。

そして、また自問自答するのが

人生だ。

 

 

自分は稀有な生きものである。

自分自身であるのに、

まったくとらえきれていない。

そもそも人と対峙する瞬間から

自分を演じる。

演じた自分を理解してくれる人には、

自分の力を誇示しようとする。

自慢などという評価を下すと、

結構な確率で自業自得に陥る。

その後、後悔したり、

反省したりで自問自答が始まる。

なんだか、そのループを

何度も繰り返しているような気もする。

とらえどころがあるなら、

何度もループを繰り返さない。

常に修正して正しい軌道を描こうとするはず。

ループをよくよく考えてみると、

笑ってしまうぐらい同じことをしている。

それが喜劇に見える人もいれば、

悲劇的に見える人もいる。

もっというと、茶番劇に見える人もいる。

だが、それが自分の人生。

直せない自分の人生。

だからこそ、

自分という人間をみんなが認知するのだ。

プランBを用意する

 

(今日のコトバ)

 

人生は、

どんな時もプランBを用意しろ。

 

 

生きていると、

何かを

提案しなければならない時がある。

会社のプレゼンテーションではなくても、

「あなたの考えは何?」と

訊かれることがある。

その時、一つの答えだけ用意すると

突破できないこともある。

経験上、その答えが良い答えでも、

比較するものがないと

納得されない。

一案だけだと、

考えてないと思われることもある。

だからこそ、

何か提案を要求された時は、

プランBを用意する。

プランAとはまったく別の切り口の

プランBを用意する。

それだけで、かなり正しい評価を

してもらえる。

頭を少し回転させて

一案プラスする。

その一案があるかないかで

自分の評価が変わる。

自分の信頼は変わるはずだ。

 

人と結びついて才能を開花

 

(今日のコトバ)

 

人脈は、

才能の宇宙を無限に広げる。

 

 

誰しも才能はある。

それが開花する人もいるし、

しない人もいる。

その差はどこにあるのだろう。

もちろん、努力をすることは

前提として、それでも、

開花する人としない人がいる。

傍目で見ていると、

一つ気づくことがある。

開花する人のまわりには

人がいるということ。

もっというと、

大きく開花する人のまわりには、

才能豊かな人が集まっているということ。

自分一人の才能ではなく、

人と結びつきながら、

才能を発揮していく。

人脈ともいうべき

ネットワークを駆使し、

自分の才能を開花させる。

一人の才能には限界がある。

そのことを理解し、

自分の足りないところを

足してくれる人と結びつく。

自分の才能を開花させるためには

大切なことかもしれない。

毎日、新しい問いから始まる

 

(今日のコトバ)

 

人生は毎日が答え合わせ。

そして、合わせた答えが

明日の問いになるのだ。

 

 

 

人生の正解って何だろう。

正解があるようで、

ないような気もする。

正しくいうと、

正解だと思ったものが、

時間が経つと不正解になってしまう。

正解があるなしで括ろうとすると、

難しいことになる。

だとしたら、

こんな考えはどうだろう。

人生は毎日が答え合わせ。

その日その日の正解はある。

だが、明日になれば、

その正解が新たな問題になる。

昨日までは正解だったが、

今日の正解とは限らない。

そう考えるところから、

新しい日が始まる。

そんな気持ちで生きていければ、

人生の正解・不正解に惑わされず、

生きていけるのではないかと思う。

本当の負けず嫌い

 

(今日のコトバ)

 

負けず嫌いを自称する人は、

本当の負けず嫌いではない。

本当の負けず嫌いは、

勝っても、負けても、

黙って前進していく人。

 

 

「負けず嫌い」

そう自称する人がいる。

確かに、少々のことに

負けるのを避けたいと

意地を張る人がいる。

ただ、本来の意味の負けず嫌いではない。

自分のまわりにいる人で、

負けず嫌いという人は、

ほとんど本来の意味での

負けず嫌いではない。

負けず嫌いというよりは、

負けるのが嫌いというべきか。

では、本当の負けず嫌いとは

どんな人なのか。

それは、勝っても、負けても、

前進していく人。

勝ち負けに一喜一憂せず

自分の信じた道を歩き続ける人。

そういう人がまわりにいると、

負けず嫌いな人だと思う。

いま、負けず嫌いと声高にいう人は、

少し冷静になった方がいい。

負けが嫌いな人が偉そうに

自分を高みに

置いているだけではないか。

できれば、

本当の負けず嫌いといわれて

生きる。

その方がかっこいいと思う。

年齢は勝負の価値観を変える

 

(今日のコトバ)

 

若いうちは、

引き分けは負けに等しい。

年をとると、

引き分けは勝ちに等しい。

 

 

若き日は、

情熱が沸騰するのも早い。

好戦的になり、

肩が触れると

ケンカしてしまうような時期もある。

当然、絶対に勝ちたいという

気持ちになる。

負けはいうに及ばず、

引き分けですら納得できない。

体力・気力が充実していると

わかる気がする。

だが、年をとって体力・気力が

若き日と違ってくると、

勝負の価値観が違ってくる。

絶対勝つ!という気持ちが

減っていき、

「負けなければ儲けもの。

引き分けで充分及第点」と

思うことが増えてくる。

それは仕方ないことと

言い切れないが、

それで世の中が

上手く回っているともいえる。

もちろん、

若き日から勝負に

こだわらない人や、

年をとっても勝ちにこだわる人もいる。

ただ、年齢は勝負の価値観を変える。

熱い人ばかりでも、

枯れた人ばかりでも、

世の中はうまくまわらない。

そんな気がするのだ。

 

準備も未来の作業

 

(今日のコトバ)

 

未来に行く前に、

未来を整える方法がある。

準備である。

 

 

 

未来には期待する。

大きな期待でなくても、

「明日は何とかなる。

明日は、きっと、いい日になる」と

期待してしまう。

ただ、期待通りに人生は動かない。

失望や喪失感にさいなまれることもある。

だからこそ、準備が必要になる。

未来をよりよい時間にするために

準備をする。

では、準備とは何か?

それは未来に想定されることを

予想し、そこでミスないように

身の回りを整理すること。

これができれば、

未来が予想通りであった時、

たいがいのことが無事にすむ。

仮に、想定外の未来でも、

準備があれば、

最小限の傷ですむ。

だからこそ、準備が必要。

準備をただの用意ではなく、

もう未来の作業をしていると

思いながら行動する。

それだけで未来が希望になる。

人生の未来の時間が大きくなるような

気がしてくるはずだ。