生きるための危機管理

(今日のコトバ)

 

 

弱さは神経質。強さは無神経。

 

 

 

人はウィークポイントには、

必要以上に神経質になる。

持病、ケガした箇所は、

悪くならないかと細かく分析する。

手当も早めにする。

悪くならないように、

再発しないようにあれこれ考える。

メンタル面でも苦手な分野に距離をおいたり、

避けてみたり、対処法を自分なりに持っている。

反対に、ストロングポイントは、

ノーケアになることが多い。

才能の領域ともいえる力は、

ほっておいても高いパフォーマンスを発揮できる

と思っている。

なにもかも神経質、なにもかも無神経では、

生きることが不便になる。

ただ、ウィークポイントのように

ストロングポイントをケアしたら?

ストロングポイントのように

ウィークポイントをほっておいたら?

極端ではなくとも、

意識の中で比重を考えてみると、

もう少し強い自分になれるような気がする。

弱いことに深刻にならない。

強いことに横暴にならない。

自分の能力をよく点検して、

意識をしてみる。

それが生きるための危機管理になるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自分仕様の幸せ

(今日のコトバ)

 

 

おさがりの幸せはいらない。

 

 

 

 

幸せは自分仕様なものでありたい。

何も幸せを独り占めするというのではなく、

誰かの幸せをほしがるのではなく、

自分のものを大切にする。

時に、人の幸せがうらやましくなって、

強引に奪おうとしたり、

もらうことだけ一生懸命になったり、

他人のものばかり手にしたくなったり、、、、、。

ただ、自分のものといえる幸せでないと、

身につくことが難しい。

あくまでも他人仕様の幸せは他人仕様。

自分仕様にすることが難しい。

自分仕様の幸せ。

それは、家族だったり、仕事だったり、

自分の身のまわりにあるかけがえのないものの中にある。

いつも自分をそれこそ幸せにしてくれるもの。

その自分仕様の幸せを大事する。

大事に育てる。

そこを間違えなければ、

それほど道を踏み外さない。

人生は、どれだけ幸せになれたか、

どれだけ幸せと思えたか。

そこが勝負だとしたら、

自分仕様の幸せをたくさん持った人の勝ち。

年をとればとるほどわかってくる幸せの価値。

自分仕様の幸せと生きていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いちばん好きを公表して生きる

(今日のコトバ)

 

いちばん好きなものを、いちばん好きだといおう。

いちばんであることを伝えないとね。

 

 

 

 

日本人は、照れたり、遠慮があって、

いちばん好きなものを好きだといえないことがある。

心ではまぎれもなくいちばん好きなのに、

うまく伝えられない。

恋愛だと、わざとつれなくしたり、

いじわるしたりして、反対の行動を起こす。

まわりに人がいると、

真意を話さず下を向くばかり。

ただ、いちばん好きであることは伝えた方がいい。

以心伝心などというマジックは、

ほとんど使えない。

見つめていればわかることなど、ほぼない。

やっぱり、ちゃんと伝えられて人は理解する。

そのために言葉があるのだ。

いちばん好きという個人情報をオープンにすることによって、

自分の方向性は理解される。

伝えたい相手にも伝わるし、

まわりの人も理解する。

「○○がいちばん好き」というアイデンティティにもなる。

人生の時間は長いようで短い。

自分がいちばん好きなものが自分のものになったら

素晴らしい人生になる。

だからこそ、いちばん好きなものを公表して生きる。

人生を有効に使うには大切なことだ。

 

 

 

 

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弱みの逃げ道も必要

(今日のコトバ)

 

非常口を用意してあげないと、

通用口からでは逃げられない人がいる。

 

 

 

 

何もかも正しくできる人はいる?

いないといっていいかもしれない。

誰でもどこかに弱みはある。

正しい方法ではクリアできないから、

少し優しい方法を教えてあげる。

同じスタートでは一緒にゴールできないから、

近道を教えてあげる。

生きていれば、誰でも、人より劣るものがある。

頭の回転がよくて、

何事も処理速度が速い人はいる。

それでも、人間性になると、

まるで正しくはない、誰でもわかることがわからないこともある。

だから、人は自分の弱みを救う道を知る必要がある。

通用口から入れなくても、

非常口からは入れる。

できない時は誰かに助けてもらう。

わからない時は誰かに教えてもらう。

人は一人で生きていかなくていい。

人は完璧である必要はない。

誰かに助けられ、誰を助けて生きていく。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

 

 

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トップも、ビリも

(今日のコトバ)

 

 

不幸な一番もある。幸福なビリもある。

 

 

 

何もトップに立つだけが幸せではない。

トップには、トップの孤独、苦しさ、緊張感等、

下々の者では考えられないしんどさがある。

なってみなければわからないという。

知らぬ間に敵をつくることもある。

膨大に敵だらけになることもあるはずだ。

反対に、ビリを生きるからこそ、

無駄な力を使わなくていい場合もある。

自分のペースで、自分らしく生きることもできる。

もちろん、ビリならではのしんどさがあるのもわかる。

つねに怒られて、厳しい状況におかれる場合もある。

ただ、トップの孤独とは違うはずだ。

どちらがいいということではない。

ただ、どこにいても、

それ相応の苦しさがある。

そのことを忘れてはいけない。

生きるということは簡単ではない。

何かを背負うのだから、

何かしらの負荷がかかる。

そして、その負荷を解決しながら

人生は進んでいく。

その中に苦しみもある。

同じようにある楽しみも理解しながら、

人生を謳歌する。

そこが人間にとって素晴らしいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自分を発掘する

(今日のコトバ)

 

 

キミは、キミの世界で世界一です。

 

 

 

あたりまえだけど、

同じ人は存在しない。

似たような顔、似たような思考、

似たような生き方をした人はいても、

まったく同じ人はいない。

すべての人がワン・アンド・オンリー。

そこを大事にすべきだ。

生きていると自分が嫌いになって、

自分をいい加減に扱う。

あるいは、誰かに変わろうとする。

群れている人に流されることもある。

ただ、自分というオリジナルは、

誰もマネできない。

技術を習得するためにマネすることはあっても、

結局は自分流になる。

自分という個性は、世界で唯一。

つまり、自分という個性では世界一。

大事にして育成すれば、

ほんとうの世界一になれるかもしれない。

潜在的に特別な何かがあるかもしれない。

どう自分の埋蔵しているものを掘り当てるか。

人のことより自分を発掘する。

そのことに努力する。

人生を自分のために使ってみよう。

 

 

 

 

 

 

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後悔の前借りはしない

(今日のコトバ)

 

 

戦う前に、後悔を想定する時間はない。

 

 

 

決戦の前は、ピリピリする。

いろいろ想定して、戦い方を考える。

勝つために、どうするか。

前向きに考えるのは、気持ちも盛り上がる。

人によっては、ワクワクしてくる人もいるだろう。

反対に、わるい想定をして、

後向きばかりになる人がいる。

「・・・・・・だったら、どうしよう」

負けたら、と想定してしまい

わるい方へ、わるい方へ頭が向かってしまう。

ただ、この想定は本来、

戦う前に必要のない想定。

後悔の前借りをしているようなもので、

勝つためのあれこれを考えられなくなる。

状況のわるい場合を想定して、

手を打つことは必要だ。

だが、戦いの直近になって、

わるい想定は、

委縮する原因にもなる。

ビビりながら戦いに臨めば、

100%の戦いはできない。

だからこそ、

前向きに勝つためのことだけを考える。

わるい情報が入っても勝つことだけを考える。

戦い前は、いい想定で。

そのことだけを意識する。

自分がもっとも自由に、

最高のパフォーマンスができるように。

いい想定をしよう。

 

 

 

 

 

 

 

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生きている奇跡

(今日のコトバ)

 

生まれてきて、生きていることが、もう奇跡なんだ。

 

 

 

あたりまえだと思っている。

朝起きて、一日働いて、夜眠る。

普通に生きているということ。

ただ、一つ一つ考えてみると、

大変な活動を行っている。

息を吸う。食事をする。排泄する。

学習する。運動をする。

試合をする。プレゼンをする。

交渉をする。文章をつくる。

計算をする。夢をみる。恋をする、、、、。

何十項目もの項目をクリアして生きている。

病気になるとわかる

健康がどれだけ素晴らしいことか。

同じように、生きることは、

いくつもの活動をあたりまえのように

クリアしている。

それは、奇跡といっていいかもしれない。

いま、生きているのは奇跡。

そう思うと、生きる時間が愛しくなる。

もっと時間を大切に生きるようになる。

一日、一瞬でいい。頭でとなえよう。

生きることが充実するはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

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ときめきと成長の源泉

(今日のコトバ)

 

 

人間は、どこかに希望がないと背伸びしないんだ。

 

 

 

より今以上にがんばるためには、

何かもっと大きな目的や希望がないと、

トライできない。

やってもやらなくても変わらない。

やれどもやれども落ちていくばかり。

そういう状況では、

がんばる気力が失せる。

ただ、その目的や希望は、

誰がつくるものでもない。

自分がつくるものでしかない。

仮に誰かにつくられても、

やるのは自分だ。

そして、目的と希望は、

簡単につくれる。

やろうとした日から、

叶えるまでの行動をスタートできる。

毎日、少しずつでも叶えまでの距離を縮められる。

今以上にがんばるテーマとして機能する。

とかく、平凡な日々をおくっていると、

目的を見失いがちだが、

意識してテーマを見つければ、

まっすぐに走るためのランドマークができる。

少しでも成長、もっと進化した自分を求めるなら、

目的と希望を常に持ち続ける。

そこが基本になる。

何かを始める時、

人間はときめく気持ちを持つ。

新しい目的と希望はときめきの源泉でもある。

さらには、成長の源泉でもある。

人がときめいて生きるために、

目的と希望を持ち続けよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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脚色される心の遺失物

(今日のコトバ)

 

 

心の遺失物取扱所は、名前を確かめなくても、

忘れ物を返してくれます。

突然、勝手に返してくれます。

 

 

 

 

突然、想い出すことがある。

何かをきっかけに、

あの日、あの時の人生の場面を

鮮明に蘇らせる。

記憶、という遠い日の場面。

勝手にあらわれては、

勝手に消える。

遺失物と違うのは、

その場面を微妙に脚色しているということ。

都合いいように。

誇大妄想のように。

より淡く、より楽く、

人生の通り過ぎた時間を脚色している。

そして、人はその脚色された心の遺失物によって、

救われている。

現実より、優しい場面になった遺失物。

この遺失物が見つかったことによって、

また、人生を生きていこうと思う。

心の渇いた部分を、

ちょっとだけ潤す。

ありがたいことに、

この機能を人は持っている。

上手に使えば、

人生はとてもいい時間の贈り物になる。

心に届いた遺失物は、

現実を、より優しくラッピングしている。

その遺失物があれば、

もう一度、頑張れる。

元気になれる。

もっと何かをしようと思う。

その遺失物を大切にするのだ。

 

 

 

 

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