ほんとうに大切なものを

(今日のコトバ)

 

ないものねだりばかりしているから、

あるものがわからなくなるんだ。

 

 

 

ほんとうに大切なものは、

もう身のまわりに揃っている。

生きていくために、快適に暮らすために、

自分のまわりに大切なものを知らず知らずのうちに

揃えている。

だけど、人はいま自分のまわりにないものを欲しがる。

欲しがるだけでなく、それが、いまあるものより

価値のあるものと錯覚してしまう。

ないのだから手に入れば嬉しいということはわかる。

ただ、価値のあるものか、大切なものかというと

まったく別の話のはずだ。

例えば、どうしても欲しかったものが手に入った瞬間、

まったく興味がなくなることがよくあるだろう。

ただのないものねだりだけだったのかもしれない。

反対に、もう少し真剣に考えてみる必要があるのが、

身のまわりにあるもののこと。

普段、あたりまえのようにあるから、

大切なものランキングは高くなくなってしまう。

だが、このあたりまえのものがなくなってしまったら、

生きることが不便になったり、辛くなったりはしないか。

たぶん、どれをとっても困るものばかりなはずだ。

だとしたら、だからこそ、

自分の身のまわりにあるものをもっと大切にしよう。

感謝も忘れてはいけない。

身のまわりのもので自分は生きている。

こんなに素晴らしい人生を生きている。

それは、すべて身のまわりにあるもののお蔭なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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孤独な戦いの後で

(今日のコトバ)

 

孤独は、寂しさのもっと先で一人で寒さと戦う姿だ。

 

 

 

 

何かを突き詰めていくと、

その先で孤独が用意されている。

人がまわりから去っていくと、

その先で孤独が用意されている。

寂しいという言葉では解決できない、

たった一人の世界。

時に悲しみを生み、

時に人生には必要なことだとも思う。

ただ、孤独は孤立だけでなく、

一人で戦っている姿でもある。

戦っているということは、

いつか戦いが終わる。

その時、自分がどうなっているか。

以前の自分より悪くなっているのか。

以前の自分より良くなっているのか。

戦った経験が蓄積された分、

実力が向上している、としたら孤独も悪くない。

一度の冷却期間、一度の空っぽ期間。

それは人生にとって必要な時間。

もちろん、長すぎる孤独は危険かもしれない。

冷えすぎた時間は使いものにならなくなる。

ただ、時に孤独は自分を強くする。

孤独に身をおくのも良くないことばかりではない。

 

 

 

 

 

 

 

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渦中に行かなければ

(今日のコトバ)

 

いい波は、海に飛び込まなければ捉えられない。

 

 

 

挑まなければならない時に挑む。

戦わなければならない時に戦う。

その渦中の人間になる。

できれば先頭に立って力を発揮する。

チャンスを最短で捉えるには、

まず現場に踏み込むことだ。

傍観者や評論家では、

チャンスが通り過ぎるのを

指をくわえて見つめるしかない。

怖さで足がすくんで勇気が必要な場合もあるだろう。

辛くて、苦しくて、逃げ出したい場合もあるだろう。

ただ、渦中に行かなければ

チャンスは巡ってこない。

いい訳はいい。もう愚痴もいらない。

まっすぐに渦中の現場に行く。

そこに自分の欲しかったものがある。

誰が何といおうと関係ない。

自分を信じて。自分の気持ちを信じて走り出そう。

必ずチャンスはそこに待っている。

 

 

 

 

 

 

 

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敵の中に味方が生まれる

(今日のコトバ)

 

世界を敵にまわしても、否、

敵にまわしたから味方ができたんだ。

 

 

 

敵をつくりたくないと誰しも思う。

できれば、敵対勢力、抵抗勢力がなく生きていきたい。

また、敵が多かったり、自分が孤立していると思うと、

尚更、敵を減らし、味方を求めるようになる。

ただ、世の中は面白いもので、

どんな状況でも敵ばかりにならないようにできている。

敵ばかりで孤軍奮闘していると、

敵陣からこちらへの応援団が生まれる。

完全アウェーにいても、

大勢は敵だが必ず少数でも味方が生まれる。

最初は同情、判官びいきかもしれない。

あるいは抵抗しているその姿に

感動しているだけかもしれない。

敵視することで相手の悪いところだけでなく

いいところも見えるのかもしれない。

とにかく、0対10で敵にまわるなることはなかなかない。

もちろん、対面上は、敵であって、

心の中で応援しているというカタチもある。

だから、信念をもっての行動は、

敵があっても突っ走っていいのだ。

奇想天外なものほど、最初は敵にまわる者が

多いかもしれないが、

行動し続ければ、必ず味方が生まれてくる。

世界中を敵にまわしてもという気持ちで

行動を起こす。やってみればいい。

世界中は敵にまわらない。

時間がかかっても味方は生まれてくる。

最終的にまわり人間は正しい判断をするのだ。

 

 

 

 

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人生の勝負はすべて途中経過

(今日のコトバ)

 

いちばん速く走れる者でなく、

いちばん遠くまで走れる者に夢を託す。

 

 

 

 

人生には、瞬発力が必要だ。

ここぞという時に一気に攻め込む。

持つべき力だと思う。

ただ、長い人生を生き抜くなら、

やはり持久力が必要になる。

マラソンを人生に例えることがあるが、

山あり谷ありで平坦な道程にはならない。

その時、粘り強く、足を止めずに、

どこまで走れるか。一瞬だけ走れても、

そこで腰を下ろしてはダメだ。

次への挑戦に入っていけない。

夢が大きければ大きいほど、

困難なことは多い。

転んでも立ち上がり走り出す力がなければ

夢には近づけない。

そして、持久力は鍛えればついてくるもの。

意志を強くもって、挑戦を繰り返すことで、

あきらめない力はついてくる。

人生は長い。すべての勝負は途中経過だ。

持久力をつけて人生の問題を乗りきるのだ。

 

 

 

 

 

 

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負けた時にそ力になる

(今日のコトバ)

 

ファンは大勢で騒ぐ人ではない。

誰もいなくなった時に、

そっと手を差し伸べてくれる人だ。

 

 

 

勝った時に一緒に騒いでくれる人はいる。

まったく付き合いのない人でも、

勝利という求心力に引き付けられて、

一緒に喜んでいる。興奮している。

勝った本人も嬉しい。

その時はあまり心配ない。

むしろ、気のゆるみが怖いぐらいだ。

だが、負けた時はどうだろう。

騒いでくれる人もいないだろうし、

負け方によっては慰めてくれる人もいない。

落ち込んだり、悲しい気持ちになっているはずだ。

その時、支えになってくれる人がいるか。

あるいは、支えになってあげているだろうか。

ほんとうの仲間は勝った時に必要なのではない。

負けた時にこそ必要なのだ。

生きていれば、勝ち負け、浮き沈み、喜び悲しみ等、

つきまとってくる。

そこをどう乗り切っていくか。

特に、ハッピーな結果ではない時、

人の力が必要になる。

それも親身になってくれる人の力。

いま自分に親身になってくれる人がいるだろうか。

親身になってあげる人がいるだろうか。

人生のハッピーな結果ではない時のために

一度、考えてみるのもいいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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幸せだと答えの出せる人

(今日のコトバ)

 

この選択が間違っていないことを証明するために、

もっと幸せな姿を見せなければならない。

 

 

 

 

勝った、負けた、成功した、失敗した、、、、。

人生で一喜一憂する場面はいろいろある。

特に、勝負事、仕事には、

「勝ったから偉い。負けたからクズだ」等と

簡単のものではない。汚い勝ち方もある。

未来につながる負けもある。

「成功者は称賛する。失敗者は罵声を浴びせる」等と

決めつけることはできない。実力ではない成功がある。

キャリアを積むため必要な失敗もある。

大きな捉え方をすれば、すべてが人生の途中経過であり、すべての場面は多面的だ。

ただ一言いえるのは、その人が幸せになっているか

どうかが大切ということ。

勝って、成功して、幸せになれるならそれでいい。

だが、負けても、失敗しても、

希望があって幸せならそれもいいではないか。

つまり、いま、自分がどういう状況であれ

幸せでいれるか。

そこが勝負。それこそが勝負。

勝っても、成功しても、

むなしくて、寂しくて、幸せではないなら最悪だ。

反対に、負けても、失敗しても、

希望に燃えていたり、充実して幸せと思えれば最高だ。

生き方、考え方の問題かもしれない。

自分が幸せになれるようにどう生きるか。

自分が幸せになれるようにどう考えるか。

そこで幸せだと答えが出せる人が、

ほんとうの勝者であり、成功者なのだ。

 

 

 

 

 

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1+1が2ではない人

(今日のコトバ)

 

クレージーな人間ばかりが、

未来を生け捕りにしてきた。

 

 

 

見たこともない表現をしたり、

違った発想で驚かせたり、

人の常識では通じない生き方をする人達がいる。

奇人、変人、時にはクレージーと呼ばれることもある。

時代のエポックメイキングを振り返ると、

常識的な考えの人より、

この圧倒的に変わっている人達が結果を出している。

1+1が2ではない人。

1+1が300になる人。

または、1+1が-50になる人。

自分の持っている公式が別次元の人が、

時代の成果をあげてきた。

誰もがそんな人達になれるわけではない。

ただ、自分の持っているものの中で、

特別優れているもの、あるいは、人と違った答えになる

ものを検証してみるのも悪くない。

奇人、変人、時にクレージーと書いたが、

自分の中の誰かと違うものは、

想像以上に価値があるかもしれない。

世の中に発表してみなければわからない代物なのだ。

自分のことが、常識人だと思っている人ほど、

自分の身上調査をしてみるといい。

ストロングポイント、ウィークポイント、癖等、

調べると他の追随を許さないものもあるはずだ。

その能力が未来を捉えるかもしれない。

調べてみる、探してみる価値はあると思う。

 

 

 

 

 

 

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いつもの自分を信じる

(今日のコトバ)

 

大きな舞台だからといって大きな芝居はいらない。

普段通りの芝居でいいんだ。

 

 

 

挑戦、それも大きな挑戦になると、

緊張するし、興奮する。

血圧も上がるから尋常ではなくなってしまう。

その原因はどこにあるか。一言でいうと、

「いいところを見せたい」という気持ち

ではないだろうか。

それこそ気持ちは、わかる。

結果を出したい。最高の自分を見せたい。

勝負に勝ちたい。商談を成立させたい等々、、、。

ただ、その日、突然、能力が向上するということはない。

日々の積み重ねで、実力は地道に進化していく。

目では見えないほどの進化がほとんどだ。

だとしたら、いつの自分をそのまま出す。

いつもの自分といっても悪いことではない。

努力してきたのであれば、

以前の自分より力を向上している。

あわてず、あせらず、いつもの自分を出せば、

おのずと結果がついてくる。

もしかすると、今回はうまくいかないかもしれない。

だが、努力を続けていれば力はつく。

その力で次の勝負に挑めばいい。

とにかく、最善の努力を積み上げて、

いつもの自分で臨む。

冷静になるために、

いつもの自分を信じることが大切なのだ。

 

 

 

 

 

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愛の天才は一人もいない

(今日のコトバ)

 

愛が好きな人ばかりなのに、

愛の天才は一人もいない。

 

 

 

どんな分野の天才といわれた人も、

どれだけ優れた人格者といわれた人も、

愛の前では素人同然になってしまう。

恋愛体質という人も、

恋多き人も、決して、美しい恋愛ばかりではない。

ベッキーのように、かなり品行方正にみえて、

若くして仕事のプロ意識を持っている人でも、

盲目的になってしまうこともある。

恋愛ばかりではなく、

家族愛、親子愛でも同じようなことがいえる。

会社では部員を育てることにたけているのに、

自分の子供の育成にたけているとはいいがたい。

愛はそれほど難しい問題だ。

愛に勝ち負けはないけれど、

愛の怒涛にのみこまれないためには、

愛と距離をおく、愛と交わらない方法しかない気もする。

でも、それでは人生がつまらないものになってしまう。

人は人に支えられて生きている。

そこには、どうしても愛が生まれてしまう。

もしかすると、人類が進化するために

いろいろな機能を人に与えて、

あらゆる分野に才能を発揮できる状況をつくってきたが、

ただ、唯一、

愛だけは天の才能を与えなかったのかもしれない。

愛というのは、それほど、誰もが平等に持てる、

誰もが与えられる能力なのだ。

愛の天才は地球上に一人もいない。

そして、愛は誰もが平等にその能力を持つ。

そう思うと、一生愛と付き合っていける。

人間すべてに許された素晴らしい機能なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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