ミスも大事に

(今日のコトバ)

 

ミスって言葉、軽いじゃない。

1回2回は許すってことなんだ。

 

 

 

人間は、ミスする動物だ。完璧なんてありはしない。

ただ、ミスのすべてを否定していると、

小さくまとまってつまらない人間になってしまう。

細かいミスならかまわない。荒々しさをの残して

大きく大きく進化すればいい。

近年、人々の個性がなくなったといわれるが、

これはミスを無くすことばかりを良しとした教えの

せいでもあるだろう。個人情報のしめつけだってある。

ただ、あまりにコンプライアンスだらけだと、

逆くに狂った行動を起こす人間が増えていく。

昨今の猟奇事件の多さもそうだ。

だからこそ、もっとミスに寛容になろう。

致命的なものは緊張感をもって避けていくにしても、

簡単なミスはかまわない。

もっと、みんなでミスを大事にしよう。

最低限の蓄えで幸せに

(今日のコトバ)

 

寒さの前に、蓄えを。

 

 

 

モノは使ってしまえば、無くなってしまう。

懐が寒くなると、心もすさんでくる。

できれば、蓄えをしっかり持って生きていきたい。

とくに、何事も底をついてしまってからでは、

立て直すのが難しい。

完全に失う前に、蓄えをはじめるのだ。

蓄えがたまってくれば、心もおだやかになり

平常心で生きていける。

すべてを失うと、自分の中の違う人格が目覚め

想像できなかった事に手を染める。

堕ちてゆく道をさけたければ、

最低限の蓄えをもつ。

それが、幸せの簡単なルールだ。

自分を洗い流す

(今日のコトバ)

 

人は、涙を流しながら脱皮していく。

 

 

 

思いっきり泣くと、さっぱりして

自分自身が新鮮になった気がする。

根拠はあるのか、ないのかわからないが、

気持ちとしては、また、新しい自分が始まった気がする。

ガマンばかり要求されたり、辛抱強くを求められたり、

自分を固める作業が多い世の中だから、

大泣きして自分を洗い流すのも大切なことなのかもしれない。

人間は、乾ききって生きてはいけない。

人間は、潤いのある状態でハツラツと生きていけるのだ。

 

原辰徳が巨人軍の新監督になった。彼は2年前、突然の解任劇で

チームを追われた。今回の就任にあたり、自分なりの整理をつけ、

気持ちを脱皮させたのだろう。来年の采配に期待したい。

人生の時は今だ

(今日のコトバ)

 

人生の時は、自分で「今だ」と思わなければ

黙って去っていく。

 

 

 

それほどチャンスばかりの人生は、ありえない。

ただ、チャンスが普通の人より数多くつかめる人って、

目標に向かって飛び込んでいく人のような気がする。

やっぱり、ヘタな鉄砲ではないけれど、

挑戦しない者にチャンスはおとずれない。

勇気をもって、恥を忍んで、

自分のままで何度も壁にぶちあたっていく。

そんなトライをしている時が、

「人生の時」とよべる時なのだ。

いま、自分の舞台がまわってこないと嘆いているのなら、

目標に向かって「今だ」と叫びながら、

突進してみよう。高い壁も、案外、

崩れやすかったりするかもしれない。

無償でつきあえる人

(今日のコトバ)

 

人づきあいではなく、金づきあいをしていると、

負けた時に0になってしまう。

 

 

 

「金だけの関係」というと、とても汚いことのように感じるけど。

実は、大人になればなるほど「金だけの関係」で成り立っている。

でも、この金は、けして血のかよったものではない。

大企業のオーナーが倒産すると、

社員が掌を返したように罵声を浴びせ去っていく。

仕事を発注している間は、へこへこしているのに

利害関係がなくなると挨拶すらしなくなる。

つまり、金が底をつくと、人は去っていってしまう。

だからこそ、日々の暮らしの中で、金ではなくつきあえる人を

数多くつくっておくことが大切だ。その人はどんな時も味方になってくれる。

自分を助けてくれるという人としっかりつながっておこう。

それは、きっと少数で、きっと難しいことだけど、

ひとりでもいてくれれば、人生は大きな安心を得られる。

ひとりでも支えてくれれば、人生を思いっきり冒険できる。

無償でつきあってくれるくれる人を、いつもそばに。

シオカライ時間から美しい思い出

(今日のコトバ)

 

シオカライ汗と涙は、

シオカライ時間を捨ててくれるのだ。

 

 

 

ただ蒸し暑くて流す汗でなく。ただ映画の悲しい場面で流す涙でなく。

何かに挑戦している時の汗は、何かに成功や失敗した時の涙は、

人間を大きく成長させるために必要なものなのだと思う。

それが大人に脱皮していくための汗や涙なのか。

それが勝者として手をあげられるたるの汗や涙なのか。

この汗をかいた量、この汗を流した量が、

きっと、シオカライ時間からシオカラさを抜いて、

美しい思い出に変った時、はっきりと理解する。

もし、人生の山の上り坂の途中で、

苦しい状況にいるなら、

もう少し汗を流してみよう。

もう少し涙を流してみよう。

自分が進化すれば、きっとわかる。

その汗と、その涙が自分の中の

苦痛を抜いていてくれたことを。

辛さを抜いていふくれたことを。

 

ここに一枚のCDがある。タイトルは

「HIT SINGLES 1977 HITS&HITS」

もう30年近く前にヒットしたシングルを集めたCDだ。

曲は次の通りである。

1,ホテル・カルフォルニア(イーグルス)

2,伝説のチャンピオン(クイーン)

3,朝もやの二人(シカゴ)

4,愛はきらめきの中に(ビー・ジーズ)

5,ダンシング・クイーン(アバ)

6,あなたへの想い(ナタリー・コール)

7,回想(スティービー・ワンダー)

8,イッツ・ソー・イージー(リンダ・ロンシュタット)

9,愛のかけら(ブレッド)

10,恋するデビー(デビー・ブーン)

11,ウィア・オール・アローン(リタ・クーリッジ)

12,はるかなる想い(レオ・セイヤー)

13,スター誕生の愛のテーマ(バーブラ・ストライサンド)

わが青春のポップスといっていい曲たちだ。

ちょうど一番シオカライ時間を過ごした時の曲たち。

いま聴くと、美しくもあり、甘くもある、

自分にとってのサポーターソングであることも感じる。

その曲が最近CMでよく流れている。

嬉しい反面、ノスタルジーばかりではなく、

新しい音楽に出会いたいと思う。

それは僕ばかりだろうか。

魂が最高のアドバイザー

(今日のコトバ)

 

魂を拳に変えて、明日を撃て。

 

 

 

揺るぎ動かぬ信念こそが魂。

戦うべき、挑戦すべき、テーマがそこにあるのなら、

魂からほとばしる気持ちを武器にして、未来をつかもう。

心の奥底にある魂から指令を出して

全身全霊でテーマに立ち向かえば、

気持ちに勢いが出て解決する速度がアップする。

成功を収めるための力がわいてくる。

もし、今の状況が上手くいっていなかったら、

自分の魂に相談してみよう。自分の信念を確認してみよう。

できそうでできなかった一歩前へ踏み出すための

勇気を与えてくれるはずだ。

明日のためのその一を教えてくれるはずだ。

先にがんばる

(今日のコトバ)

 

楽するためにがんばるんだ。

 

 

 

先にがんばってしまった方が、後からがんばるより楽。

わかっているようだけど、できない。

できるけれど、やらない。

人間は怠け者だから、そんな気持ちもわかる。

でも、先にがんばった方が、後にがんばるより気持ちも楽だ。

後に何かをしなくてはと考えながら生きるより、

後は遊ぶだけと生きられる方がいい。

さあ、今かかえている山を片付けて、

すっきりした気持ちで楽しみを満喫しよう。

大河ドラマより自分のドラマ

(今日のコトバ)

 

一日をめいっぱい使おう。

人生はあっという間に去っていく。

 

 

 

短い。とても短い。歳をとればとるほど

人生は短い。一日一日が倍速で過ぎていく。

今日の出来事が未解決のまま終わっていく。

努力をしなかったわけでもないのに、

時間のスピードが自分を追い抜いていってしまう。

だが、一日には24時間という持ち駒がある。

これを上手に使えば、人生はもっと豊かになる。

仕事だけではなく、趣味も、遊びも、

人生が有意義になることに時間を費やそう。

思い出も、記憶も残らない一日にはしない。

ビッグイベントではなくていい。

自分にとってのちいさなイベントでいいから開催しよう。

大河ドラマでなくていい。

自分にとってのささやかなドラマでいいからつくりだそう。

「つまらないな、人生が」なんて気持ちにならないように。

人生をもっともっとおもしろくするために。

顔に人格が宿る

(今日のコトバ)

 

外向きの顔は、すぐ乾いてしまう。

 

 

 

猫をかぶるというけれど、人は良く思われたい時、

特別に違う人格をつくって媚びを売ることがある。

いちばんよくあるのが、けして性格が良くなく、

自分も悪いと思っているのに、作り笑いを絶やさず、

「あの人、いい人ね」と思わせようとする。

でも、そのいい人作戦は、もともと悪い性格を

時間限定で良くみせるだけだから、

気持ちがオフになった瞬間、最悪の人格が存在する。

これが面接の時だったりすると大変だ。

質問が想定の範囲なら、ニコニコ話せるが、

いじわるな質問を投げかけると、どんどん顔の表情が険しくなる。

しっかり外向きの顔をつくってきたのに、

面接が終わるころには全部崩れてしまっている。

ま、とにもかくにも顔は自分の生き方が描かれてしまう。

もし、いい顔を、いい表情をしたいなら、

日々、自分の生き方に磨きをかけるべきだ。

時間はかかるがいい顔に、きっと変わっていくはずだ。