(今日のコトバ)
生きることは、命を削りながら、図太くなること。
辛い記憶、苦しい記憶、痛い思いの記憶。
人間にとって避けて通りたい経験を積めば積むほど、図太くなる。
まるで命を代償にして人間を強化しているようだ。
間違いではない。何かを代償にしなければ、強くはなれない。
その強くなった人間としての機能を、
生き方に反映できれば人生は進化する。
反対に劣等感の蓄積に使ってしまったら、
人生は危ない方向へいく。
どうせ同じ辛い経験を越えてきたのなら、進化に使うべき。
自分が強くて、大きい人間になれるなら、
辛い経験も乗り越える価値があるはずだ。
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