許容範囲というテリトリー

(今日のコトバ)

 

 

 

誤解という理解も、ひとつの幸せ。

 

 

 

ちゃんと知らなかったから、良かったことがある。

知り過ぎたために、怖くなったり、腹が立ったりして、

聞かなければ良かったことがある。

人生は理解が深まれば有意義になることが多い。

だが、無知であることが大切な時もある。

「知らなくていい情報」というやつである。

知らなければ飛び込めたのに、

知ってしまったから足がすくんで飛び込めなくなった。

知ってしまったから、やる気が起こらなくなった。

そんなことが誰にもあるはずだ。

だから、自分のテリトリーで知らなくてはいけない知識は、

どんどん知見を高めればいい。

だが、特に範疇外の分野では知るべきことと、

そうでないことを分けてもいいと思う。

知り過ぎたために、不幸になることもある。

人間には、許容範囲というテリトリーがあるのだ。

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。