(今日のコトバ)
39円安く買ったことを嬉しく思う、幸せ。
こんなことはないだろうか。
コンパでの割り勘の金額が3000円から4000円になっても
素直に支払う。さして損をしたとも思わない。
だが、ドラッグストアで買った洗剤が近くのスーパーでは、
39円安いと無性に腹が立つ。
人の心理として金額が大きくなればなるほど、
どうでも良くなってくる。
マンションを買った人の話だと、
どうせ借金をするのだからと
100万円違っても惜しいと思わなかった、と。
人は、大きなお金より日常的に使うお金に一喜一憂する。
そして、安く買えることに喜びを感じる。
それこそ、普通の生活にある幸せでないだろうか。
1円でも安いと幸せになれる。
そこに人間の生きる基本があるのだ。
いま、幸せがまわりに無いと思っている人は、
とにかく安いものを買う習慣をつけよう。
安いものは経済で自分を助ける。
安いものは自分に満足感を与えてくれる。
安いものは幸せを届けてくれる。
いちばん近くにいる幸せかもしれない。
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