(今日のコトバ)
人間までマナーモードに設定したら、いつ動物になるのだ。
企業のコンプライアンスが厳しくなり、
日本の社会全体がモラルを強く意識するようになった。
コンプライアンスがしっかりすることで、
社会の仕組みが良くなることもたくさんあった。
だが、規律、束縛に近いルールをつくりすぎたせいで、
人間が小さくなってはいないか。
もっといえば個性がなくなってはいないか。
本来、人間は動物である。
理性だけでは生きていけない。
時には非日常、時には非常識も必要だ。
動物的本能、動物的勘を持っての人間なのだ。
人生を縛り過ぎて、自分を縛り過ぎては生きていけない。
自分なりのスタンスで、
時に人に害のないルールは破って、
人生を解放しよう。
それでこそ人間なのだ。
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