漠然としたものに憧れる

(今日のコトバ)

 

 

 

生きても、生きても見えないものだけど、

みんなそれを頼りに、それにすがって生きている。

 

 

 

 

 

夢は自らが具体的にして、カタチになる。

ただ、夢だ、夢だといっても、漠然としてリアルにはならない。

わかっている、わかっているが、

具体的でないものにすがって生きるのも人間。

夢だけでなく、愛も、希望も、幸せも、

漠然としたものなのに信じてる。

反対にいえば、不幸、不運、現実、絶望があまりにも

具体的すぎて消化できないのだ。

だから、漠然として見えないものに、

すがって、信じて生きることは悪くない。

時に目をそむけたくなる現実を忘れるために、

具体的でないものを信仰する。

弱い人間が強く生きるための処世術なのだ。

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

コメントを残す