(今日のコトバ)
大きな船に乗ったら、あなたは誰だかわからない。
小さな船に乗ったら、あなたがいなければ始まらない。
少数のユニットであれば、自分の役はしっかりある。
というより、いくつも兼任しなければならない状況だ。
人一倍働かなければならないが、充実した時間を送れるだろう。
反対に、大勢いる組織では、肩書きはあっても
ミッションが不明確になる。自分以外にも同じミッションを持つ人がいて、
手を抜こうが、休もうが、何も体制に影響ないこともありうる。
ひとりの価値としては、少数の中の自分が圧倒的に上だ。
しかし人間は不思議なもので、「寄らば大樹の陰」的な発想で
無名である自分を良しとする部分がある。
どちらを選ぶかは、本人の判断次第だが、
充実した時間を選ぶなら、どう考えても少数のユニット。
実力を少数の世界でつけて、
でかい世界へ船出するのも悪い話ではない。
人生は、常に選択肢が用意されている。
いい選択をして、いい人生を歩んでほしい。
今日のコトバのバックナンバーは、
コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。