(今日のコトバ)
負け星という星は、未来の勝者に光をあてる。
負け星という。
負けているのに星という。
なぜか。
本来の意味するところではないかもしれないが、
負けても輝いている、と捉えていいと思う。
そして、その中にも二つの意味がある。
ひとつは、勝ちに等しい負け。あるいは、負けたけれど
勝つより実りが多かった負け。
誰でにでも経験がある、負けて良かったと思う時のことだ。
もうひとつは、結果は負けたけれど、
次に向けて大きな財産を得た時のこと。
「負けたけれど、この敗北は大きいですよ」
という時の負け。その負けがあったから、次の勝利に結びつく。
さらには、その負けこそがその人を輝かせる時のこと。
「負けたけれど、あいつは凄い」と評価されたりすること。
つまり、そのすべてが負け星という、輝く星になる。
だからこそ、負けたことで落ちこんでばかりいる必要はない。
輝ける要素、財産になる要素があればいい。
必ず次の舞台が用意される。
その時、この輝きを力にできればいいのだ。
今日のコトバのバックナンバーは、
コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。