(今日のコトバ)
似合わない幸せをもらっても、
心はあたたかくならない。
宝くじの大金を当てた人が幸せになれなかったり、
不当にお金が儲かった人が不幸になったり、
欲望の赴くままに人を愛して大切な人から嫌われたり。
自分の身の丈に合わないものを手にすると、
意外に人は幸せになれなかったりする。
もちろん、金銭、物において想像を超えて儲けている人が
すべからく不幸になっているわけではない。
アメリカの成功者は人生の前半で大金を稼いで、
後半は悠々自適という人もいる。
大勢の人愛情を分け与えて幸せに暮らせる人もいる。
ただ、幸せにも身の丈があるような気がする。
大きな幸せには大きな責任が宿る。
その責任を全うできなければ、
幸せは身につかない。
そんな想像を超えた大きな出来事が起こるかわからない。
ただ、もし、自分の身に大きな出来事が起こったら、
足元をみよう。しっかり自分のまわりをみよう。
浮き足だって身の丈を超えたことをしていないか。
誰かを苦しめていないか。ふざけたことをし過ぎてないか。
足元がみれていれば大丈夫。
幸せは自分にジャストフィットする気持ち。
生きるペースと並走するものなのだ。
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