「いま」が大切

(今日のコトバ)

 

失ったものを取り返そうという気持ちを、

いまあるものを抱きしめる力に変えるんだ。

 

 

 

人間は、失ったものばかり美しくみえる生き物だ。

もう戻らない過去、突然失ったもの、

届かなくなってしまったもの、、、。

記憶だけになればなるほど、

汚いもの、悪いもの、辛かったことが

時間と共に排除されていく。

記憶は実態を美化してしまう。

だから、失ったものを愛しく思うのはわかる。

ただ、人間は「いま」を生きている。

記憶にとらわれて、「いま」を見誤ってはいけない。

汚れていたって、少々悪くたって、

しんどいことがあっても、「いま」は大切。

プライオリティをつければ、まず、

「いま」を愛さなければ生きることが楽しくなくなる。

過去ばかりを美化してしまって、

「いま」を見れない人は、

とにかく「いま」に気持ちをシフトしよう。

現実という「いま」が辛くって、

遠ざかろうとすると、余計につらくなる。

だから、まず「いま」を見る。

そのために目標を持つ。

前に歩いていくために、

目標を持つ。

「いま」と同時に目標を持つ。

そこに過去から逃れるヒントがある。

目標が「いま」を明確にしてくれる。

歩いていく方向を決めてくれる。

人生の指針になってくれるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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