(今日のコトバ)
人生は、裏の顔をどこまで出さないかの戦いだ。
突然キレて、それまでと違った感情をあらわす。
それまでと違った言葉を使う。
いままでの笑顔は何なの?
いままでの言葉遣いは何なの?
いままでのすべての態度は何なの?
と考えてしまう。
あきらかに怒る場面で、
感情の起伏があらわれて、
違う表情を見せる時。
また、ある場面でスイッチが入って、
まったく違う人格になってしまう時。
特にアクシデントに見舞われた時に、
裏の顔ともいうべき人格が表に出てくる。
否、裏と思った顔が表の顔かもしれないと思ってしまう。
偉そうなことをいったって、
自分だっていつも平常心ではいられない。
キレてしまうこともある。
裏表、どちらが自分の本当の顔かといわれると
困ってしまう。
ただ、キレた時に出てくる裏の顔だけでは、
世の中はまとまらない。
ムチャクチャになってしまう。
世の中は、表の顔でどこまでいられるかの勝負。
キツイこと、ツライこと、カナシイこと、
アクシデント、トラブル等、
平常心ではいられないことがたくさんある。
その時にどれだけ表の顔でいられるか。
それは、人生の課題に対してどれだけ対峙してきたか。
どれだけ解決してきたかで変わる。
その経験が表の顔を構築する。
表の顔だけで生きてはいけない。
それはわかっている。
だが、世の中のルールとして表の顔が必要なことも
わかっておくべき。
人生は自分のエゴだけでは生きれないのだ。
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