自由の象徴、束縛の象徴

(今日のコトバ)

 

愛は自由に羽ばたくのに、

束縛というカゴに閉じ込められる。

 

 

はじめに人を愛することは、自由意志。

強制されるものではないし、

意図的に仕組まれても嫌いなものは嫌いなままだ。

愛するということは自然であり、

自由の象徴のような感情だ。

ただ、愛しはじめてお互いが共通の感情になり、

自由に気持ちが行き交うかというと、

それがそうでもない。

愛という感情で相手を束縛しはじめ、

個人差はあるががんじがらめにする場合もある。

自由の象徴が、最強の束縛になる。

もちろん、一方的な愛の時だけ自由という考えもある。

相手がいるから自由ではなくなることもわかる。

ただ、それでも愛が成就すると縛りの中で

窮屈な生き方を強いられる。

不思議だが、人間はそういう生き物。

愛は、自由と束縛において

人間に最大の効力を発揮する。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

 

 

 

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