(今日のコトバ)
何もしなかったヤツを、
罪にならない最低の悪党とよぶ。
いちばん悪いヤツは誰か、
という問題がある。
犯罪ではなく、
仕事等の共同作業の場面の話だ。
失敗したり、負けたり、
いちばん被害をつくった人間が
いちばん悪いと考える場合はある。
ただ、失敗したり、負けたりした人は、
少なくても挑戦したり、
戦ったり、行動を起こした人だ。
成功する、勝つ人が評価できるのわかる。
ただ、結果がついてこなかっただけで、
悪いヤツと決めつけていいのだろうか。
もっと悪いヤツはいないのだろうか。
考えてみると、その仕事で何もしていないヤツが
いたりする。
その人間は???
仕事に参戦しない。あるいは、高みの見物で、
いちばん被害のないところにいる。
ある意味、失敗したり、負けた人より、
よっぽど悪くないか。
何もしないという行為。
どんな状況でも、結構、存在する。
ほんとうは、この人間がいちばん罪なのかもしれない。
自分のまわりで仕事をした時、
良く考えてみるといい。
最後の結果の責任を負った人間がいちばん悪いか。
それより悪いヤツはいないか。
もっと悪いヤツは必ず隠れているのだ。
今日のコトバのバックナンバーは、
コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。