(今日のコトバ)
力は、使い方次第で変わる脅威である。
暴力と教育的指導とは紙一重だった時代がある。
現在は鉄拳制裁はすべて×になった。
体育会系の部活でも、腕力で強制するのは
御法度になった。
実力というものも抽象的だが、
「あの人は実力があるから」という
言葉は普通の会話で出てくる。
自分のことを非力だと思うこともある。
ただ、これらすべての力は、
基準があいまいなものばかりだ。
時代、国、状況が変われば、
行使できる力もある。
できなくなる力もある。
権力のように、
ある状況下では絶対だが、
失脚すれば0になってしまうこともある。
「力」
正体のわからない漠然としたもの。
ただ、そこに何かが付加されると、
途端に脅威になる。
だから、その力の使い方を、使われ方を
注意しなければならない。
力は意識しなければ、
勝手に誰かの、自分の脅威になる。
忘れてはいけない。
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