(今日のコトバ)
喜怒哀楽の中で、いちばん情熱が多いのが怒りだ。
怒りがあるか。怒りがないか。
怒りがある人が、いいとは限らない。
かといって、悪いともいえない。
ただ、怒りのエネルギーの放出量は、ハンパではない。
たぶん人間の感情のうちで、一番のエネルギーの放出量だと思う。
せっかく、最大限にエネルギーを放出するなら、
人生にとって有益な方向に放出したい。
例えば、自分を進化させるために怒りを使う。
使うというのは怒りという感情に適してない言葉だが、
まさに、怒りを自分進化の燃料にする。
負けた時、苦しい時、、、、、、。
様々な場面で怒りがわいてくる。
その時、必ず相手という仮想敵が現れる。
まずはその敵を倒すために怒りを向ける。
何も暴力の話ではなく、
負けたら自分を切磋琢磨するために、怒りを使う。
苦しかったら苦しみを乗り越えるために、怒りを使う。
その怒りを復讐に使うのではなく、
進化のために使う。
進化した結果、仮想敵を実力として超えている。
理想かもしれない。
ただ、怒りは途轍もない燃料になる。
その燃料を正しく使えば、
これほど有効なものもないのだ。
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