(今日のコトバ)
数知れない険しい日を乗り越えて、
たどり着いたもっともいい日を、今日という。
今日を生きている。
この今日という日がくるまでに、
どれだけ困難な状況を乗り越えてきただろう。
人によって数も、痛みも、辛さも違う。
だが、乗り越えてきたのは、
生きている人間はみな同じなのだ。
人は弱気になると、
この自分の乗り越えてきた力を忘れてしまう。
「なんて無力なんだ」
「どうして、できないのだろう」
「自分はダメなんだ」等々。
そう思った時、
少しだけ自分の過去を思い出してみよう。
どれだけのことを乗り越えてきたのか。
ケガも、病気も、克服してきた。
失敗からも、敗北からも、立ち直ってきた。
心が折れても、魂が燃え尽きても、復活してきた。
自分史という歴史は、
壮大に克服の歴史なのだ。
そう思えば、目の前にある困難も乗り切れる。
今日生きていることに誇りを持てる。
ここまできた。今日という日までたどり着いた。
今日生きているだけで、凄い、素晴らしい。
そのことを信じていい。
自分が埋蔵している大きな力なのだ。
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