(今日のコトバ)
虎の威を借りながら、さらに、猫をかぶる奴がいる。
誰でも「寄らば大樹の陰」の気持ちはある。
できることなら、大きい会社に入りたい。
優秀な人材が集まる伝統のある学校に進みたい。
商品も信頼あるものを購入したい。
信頼することはもちろんだが、
人前でちょっと威張れるブランドを身に着けたいのだ。
ただ、あまりにも度が過ぎると、
とても鼻もちならないことになる。
会社名が、学校名が、ブランド名が、
自分のアイデンティティの先頭に立っている。
能力の問題なのに、
他人より上に見せるために、
より大きいものをバックに自分を語る。
まわりを見渡しても、そういう人がたくさんいる。
自分もそうなっていることがないとはいえない。
ほんとうは、そこではない。
わかっているの出きないのが、
人間の嫌なことのひとつでもある。
だから、何か自分が発信する時に、
大きなものをバックにして話していたら、
嫌なところが出ているのではないか?
と自分を戒めてみてもいいかもしれない。
大きなブランドをバックに話す人が
醜いと思ったら、まず、自分からブランドで話さない。
自分でない力で話すは、かっこいいことではない。
ブランドは、あくまでも自分なのだ。
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