(今日のコトバ)
そこで生き抜くことで、誰でもない自分が生まれる。
なぜ、その場所にいるのか。
それは、自分が選んだ道を進んできたからではないか。
誰かにつくられた道を進んできた人もいるだろう。
妨害されたり、強制されたりして、紆余曲折したこともあるだろう。
ただ、いろいろな道を乗り越えて、
自分が選んだ道、あるいは、それに近い道を歩いてきた。
そして、その場所にいる。
その場所は、まぎれもなく自分の生きてきた場所だ。
その場所だから、自分がある。
その場所だから、自分が発揮できる。
その場所だから、自分でいられる。
反対に、その場所でないから自分を、実力を、出し切れないことがある。
例えば、あるプロ野球の選手が移籍してチームを変えると、
途端に実力を発揮できなくなる。
同じようにあるプロ野球チームの監督が常勝球団をつくっていたのに、
別のチームの采配をまかされると結果が出ない。
つまり、その場所を変えてしまうと、
自分の実力を発揮できないことがある。
その人にとって、移った場所は、自分の場所ではなかったのだ。
いま、自分の力が発揮できない人は、
自分の場所で生きていないかもしれない。
もちろん、芽が出て、花が咲くまで、
まだ、時間がかかっているのかもしれない。
ただ、自分の場所は必ずある。
その場所を探し続けることは大切だ。
自分の実力、自分の能力が発揮できる場所。
その場所を探しあてるのも、
人生を有意義にできるかの大きなポイントになる。
自分の場所を探すのだ。
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