(今日のコトバ)
負けまいとして土俵際に残った気持ちの多さと、
その人間の強さは比例する。
どれだけ踏ん張ったか。
どれだけ踏ん張った記憶があるか。
その差が人間の強さになっていくと思う。
人生の中で苦しい場面を
大なり小なり越えて、人間は生きている。
その苦しい場面の苦しい回数を越えた経験が
自分という人間を敵と戦っても、
やられてしまわない人間に成長させていく。
もちろん、自分が壊れてしまうほど
強い敵にあたってしまうこともある。
ただ、強い敵にやられなかった経験がなければ、
自分が強くなれない。
壊れないように意識しながら、
苦しい場面を乗り越えていく。
苦しいという状況を楽しんだり、
成長したらラクラクと乗り越える。
そこに人間の強さが生まれるのだ。
いま、自分に人間的強さが足りないと思っていたら、
苦しい場面を乗り越えた数が足りないのだ。
苦しい場面は、いつくるかわからないが、
できれば、その前に乗り越える経験をしておく。
苦しさを乗り越えるのも経験数がものをいう。
人間が強くなるのは、経験数が必要なのだ。
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