(今日のコトバ)
悪戦苦闘の戦いを、善戦健闘で終わらせるな。
挑戦することは、簡単ではない。
想像を超えた出来事があり、
想像を超えた苦しみを味わうこともある。
絶体絶命といっていいほど、
土俵際に追いつめられることもある。
苦しみながら戦う姿は、
悪戦苦闘を物語り、
見方によっては、
善戦健闘に見えることもある。
ただ、善戦健闘だけで結果がついてこなければ、
これまでの努力が水の泡になってしまう気がする。
善戦健闘した力は、
次に役立つこともあるのだが、
本人としては、
「もう挑戦はやめてしまおう」と思ってしまうこともある。
善戦健闘で結果が出ないと、
次へのモチベーションを失ってしまうことがある。
この状況がいちばん怖い。
善戦健闘した力を、もう使わなくなる。
それではいけない。
その気持ちを回避する方法は二つある。
一つは、善戦健闘したら結果を出す。
最後まであきらめず力を発揮する。
結果を出せば自信になる。
もっと、高みを目指そうと思う。
もう一つは、結果がでなくても、
それまで培った自分の力を信じる。
次の挑戦に向けて、
その力を投入する。
特に結果が出なかった場合、
次の目標をすぐにもって、
善戦健闘した力を注ぎ込む。
そこに、善戦健闘した意味が生まれる。
自分が進化するエネルギーになる。
すべての善戦健闘には可能性がある。
その力を信じ
次の自分に投入するのだ。
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