(今日のコトバ)
尊敬する人を見れば、その人の行きたい場所がわかる。
尊敬する人を聞くと、
その人がどんな生き方をしたいかわかる。
例えば、織田信長を尊敬するという人は、
何か新しいことに取り組み、
自分で道を切り開きたいと思っている。
豊臣秀吉を尊敬するという人は、
現状には満足せず、もっと成り上がって、
トップに立ちたいと思っている。
徳川家康を尊敬する人は、
着実に実行できる目標を叶えながら、
バクチのような人生は嫌って生きる。
等々、なんとなく目指しているところがわかる。
もちろん、信長、秀吉、家康を尊敬していて、
そんなことではないという人もいるだろう。
ただ、なんとなく尊敬する人を見れば、
その人の生きたい人生の方向はわかる。
もっといえば、尊敬する人は父、
尊敬する人は母という人も、
父母と同じような人生を目指している。
いま、自分の生きていく方向に迷っている人は、
尊敬する人を考えてみればいい。
尊敬する人は、自分の生きたい方向を示した人だ。
そこにヒントがある。
どこかに生きるべき道が見えてくるはずだ。
その道を探して、その道を走ってみる。
自分が生きたい方向なら、
もっと納得しながら、もっとまっすぐに進んでいける。
自分の生きた方、自分の生きる道に悩んでいる人は、
自分の尊敬する人を思い出してみる。
その生き方を学びながら、
自分の生きる方向性を探るのも一つの策だ。
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