(今日のコトバ)
反省は、ほとんど後悔でできている。
「後悔ではなく反省しろ」という。
気持ちはわかる。
振り返って、いつまでも悔しんでいても仕方ない。
「その悔しさを教訓にして、次に進めよ」
その気持ちもわかる。
だが、後悔をしている時点で、もう、悔しさしかないのだ。
本来は悔しさ100%だし、悔しさにどっぷり浸かっている。
それはそれでいいと思う。
反省は、悔しさに浸かった結果、
自分がどう思うか。
自分がどうしたいかという気持ちが芽生えた時、
はじめて動き出す気持ち。
後悔だけで終わるものは、後悔だけで終っていい。
それはそれ。
ただ、後悔で終れないものがあるなら、
終われない理由を整理して、
改善、修正、補強、進化するために、
自分の気持ちに目標設定させる。
それが反省。
そして、目標を達成するための起爆剤が後悔であっていい。
人生の持ち時間は、短い。
その中で後悔をし、なおかつ、
後悔だけに終われないと思うことは、
それほど数多くはない。
だとしたら、本気の反省も数は限られている。
その本気の反省の時に、
後悔をしっかり使う。
悔しさをしっかり次の目標に投資する。
それでいいのではないだろうか。
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