自分というヒーローを忘れない

(今日のコトバ)

 

救世主はヒーローなんかじゃない。

自分ががんばって変身した姿だ。

 

 

 

 

テレビドラマではないから、

人生に都合よくヒーローが現れないことはわかっている。

苦しい状況でヒーローが状況を打破して、

すべてを解決してくれたことはほぼない。

もちろん、時々ならある。

試合でエースが大車輪の活躍をして、

敗戦の危機から救ってくれたことはある。

仕事で最高の企画を考え、

状況が好転したこともある。

ただ、こういうケースはレアなもの。

毎回毎回、誰かが助けてくれというものではない。

だが、苦しい状況を何度も乗り越えてきた。

その時、ヒーローはいなかったのか。

否、いた。たしかに、いた。

それは、かっこよくもなく、

スペシャルな得意技を持つでもなく、

キメ台詞があるわけでもない普通の人間。

そう自分というもっとも身近な人間。

自分史の圧倒的多数の難局を乗り越えてきたヒーローなのだ。

人生、何十年も生きていれば、

無数の苦しい状況があった。

その時、自分はどう解決したか。

目立たないかもしれないが、

自分がヒーローの役目を果たして解決したのだ。

だから、苦しい難局に立ち向かう時、

まずは自分の力を信じよう。

できることは何か考えてみよう。

意外なほど、

自分のできることがあることに気づくはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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