逃げる意味を考えて逃げる

 

(今日のコトバ)

 

逃亡者には、

差しのべる手が届かない。

 

 

人生において、

逃げる、あるいは、

逃げ道を進んでいくことは、

絶対にありだ。

「逃げるなんて卑怯だ」

という人がいるが、

その人が逃げないとは限らない。

まわりを見ていても、

偉そうなことをいって

強がっている人ほど、

自分の逃げ道を

ちゃんと用意している。

そう考えると、

やはり逃げ道に逃げることは

ありだと思う。

ただ、こうもいえる。

逃げ道を逃げることは、

人生の場面によっては必要だが、

逃げ道へ進んでいく人に

救いの手は届かない。

届きにくくなるといった方が

いいかもしれないが、

前へ進む人だったり、

前線で戦っている人に比べて、

逃げている人に差しのべる手は、

最後の最後になる。

届かないこともあるのだ。

だからこそ、

逃げる意味を大切にしたい。

ただただ怠慢で

逃げるのではなく、

やむにやまれず

逃げることだけを

自分に許す。

挑戦すべき時は、

全力で前へ進む。

そんな気持ちで

生きていきたい。