記憶が語り出す

 

(今日のコトバ)

 

一生より長い人生をつくれ。

 

 

人が生まれてから

命果てるまでを一生という。

生まれて人生がはじまり、

命果てて人生が終わる。

だが、人は人に

記憶を刻むことができる。

その人の人生が終わっても、

消えない記憶がある。

つまり、記憶がある限り、

その人の人生は終わらない。

時に、昔話として。

時に、笑い話として。

そして、

時に、未来の教訓として。

記憶が語り出す。

記憶が語り出すということは、

人生は終わっていないのだ。

だから、

この世に未練が残りそうな人は、

たくさんの記憶という想い出を

つくっておこう。

年月が過ぎ去っても、

忘れられない一生をつくる。

一生が終わっても

終わらない人生。

そんな人生を目指すのも

有意義なことだ。