天才の伸びしろ、凡人の伸びしろ

 

(今日のコトバ)

 

天才とは、

若き日に伸びしろを使い切った人。

凡才とは、

一生懸けて伸びしろを使い切る人。

 

 

早熟で才能を発揮する人を、

天才と呼ぶ。

たしかに、

その普通の人ができないことを

軽々とクリアしたり、

独創性のある表現ができたり、

若いけれど特出できることは凄い。

ただ、この早熟の天才たちも弱点はある。

たいがいの天才が年齢を重ねるほど、

特別ではなくなっていく。

普通の人になったり、

それ以下の評価しか受けない人になる。

反対に、青春を過ぎて、30歳を越えて、

40歳を越えて実力を発揮する人もいる。

若き日、天才と呼ばれていない人たちだ。

早熟の天才に対して、

遅咲きの凡人とでもいおうか。

神様は「努力は裏切らない」と、

誰にでもチャンスを与えている。

そんなことをいう人もいる。

だが、それよりもピンとくるのは、

伸びしろの使い方のような気もする。

天才は伸びしろを早く使ってしまう。

凡人は人生すべてを

使って伸びしろを使う。

この意見が正しいとはいわないが、

一つの意見としてあってもいい。

天才ではない人々は、

人生のレースのゴールに近いところで、

自分史上最高を更新する。

どんな生き方にも、

チャンスがある。

そんな気持ちにしてくれる考え方。

天才に生まれなかった自分だから、

強く思うのだ。

コメントを残す