(今日のコトバ)
「金持ちになりたい」と
人生の前半を生き、
「健康でいたい」と
人生の後半を生きる。
そして、「幸せになりたい」と
一生を生きていく。
若き日は、とにかくお金が欲しかった。
余程の財閥に生まれない限り、
若者はみんな金欠。
「もっとうまいものが食べたい」
「もっと高価なものが欲しい」
「世界中を旅したい」
「徹底的に趣味に没頭したい」等。
そのすべてにお金がかかる。
そして、どこかで金が足らない。
だが、夢と希望だけはたっぷりある。
青春の日々ともいえる。
で、お金がある程度貯まって、
経済的な自由になる頃はどうだろう。
余程の高望みをしなければ、
何でも買えるのだが、
年齢も人生の後半戦となり、
体調のベストが続かない。
ほぼ毎日、どこかが変調をきたし、
騙し騙し生きている。
誰もが同じような気持ちに
なっているのではないか。
そんな中でも、
一生を通して「幸せになりたい」と、
どこかで考えているのも事実。
お金があってもなくても、
健康であってもなくても、
「今日を幸せでいたい」
「明日はもっと幸せになりたい」
そう思って生きている。
おそらく、
「幸せになりたい」という気持ちは
一生続く。
言葉にすると、
人は幸せ追い人。
だからこそ、
一生を前へ前へと進んでいく。
人は、特別な生きものなのだ。