(今日のコトバ)
根なし草から、大木は育たない。
根っこがあるか、ないか。
すべての成就は、そこにかかっている。
それは、基本と置き換えてもいい。
基本がしっかりしていれば、
応用はきく。難題にも基本ができていれば
解決できる。高い壁も乗り越えられる。
6月7日に北京五輪出場を決めた男子バレー。
16年ぶりの五輪出場と大願が叶った。
もちろん出場する以上、メダルは獲って欲しいが、
この16年、とても五輪レベルではなかったと思う。
だが、植田辰哉監督の下、守備とひとりひとりのジャンプ力を
強化してチームのグレードをアップしたという。
守備とはまぎれもなく基本動作。さらに、ジャンプ力アップは、
基礎トレーニングの賜物に他ならない。
日本男子バレーがミュヘン以降、
急速に弱くなったのは、外国チームと身長の戦いをしたこと。
それと同時に基礎体力づくりを怠ったことに起因していると思う。
そう、夢や希望を叶えるためには、
どこまでいっても基本を忘れてはいけないということなのだ。
いま、大きな目標を持って生きている人は、
基本を大事にしよう。まわり道だと思ってみても、
基本を大事にしよう。成就は、基本にあり。
その信念が道を切り開いていくのだ。
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