(今日のコトバ)
真実は悲しみを
生むこともあるから、
嘘はいつまでも重宝されるのだ。
辛い決断を
伝えなければいけない。
そう思う時、
たいがいが真実を伝える時だ。
できれば伝えたくない。
相手が望んだ
良い結果ではないのだ。
その時、ふと嘘が頭をよぎる。
この場を穏便にすますために、
嘘で逃げ切れないだろうか。
結局はそうもいかなくて、
真実を伝える。
ただ、ケースによっては、
重要ではない決断の時は、
嘘で逃げ切るのもありだと考える。
だから、嘘はなくならない。
否、嘘にも使命があると思えるのだ。
社会の中で生きる人間は、
自分の一面だけでは生きていけない。
自分の多面性を駆使して生きている。
当然、辻褄が合うものあれば、
合わないものもある。
その辻褄の合わないもの調整して、
社会を穏便にしている。
そこにに嘘の効力がある。
嘘の使命は、
社会を穏便するために
一役買っているのだ。