(今日のコトバ)
宝くじははずれたら終わりだが、
人生ははずれくじが、
いつか大当たりに化けることもある。
一気に金持ちになりたくて、
宝くじを買う。
たいていは、はずれくじ。
大当たりの結果を出すことなど、
ほとんどない。
そこまでおおげさではなくても、
プチ一攫千金をどこかで夢見て、
夢破れてしまうことが多い。
宝くじにおいてはそうかもしれない。
だが、人生においてはちょっと違う。
はずれくじだったり、
貧乏くじだったり、
よくない状況に置かれることが、
後の人生で大当たりに変化することがある。
特に、何か仕事を押し付けられて、
大変な思いをしてやり遂げると、
まわりの人が誰か見ていて、
新しいチャンスをくれたりする。
「あれだけ頑張ったから」と、
論功行賞のように次の仕事をくれたりする。
また、「そこまでする人なんだ」と
評価されると、
やっぱり次はもっといい贈り物(仕事)を
あげようという人が現れる。
人生は積み重ねのゲーム。
はずれくじをたくさん集めて、
あたりくじにすることもできる。
「はずれ」というから
損をする気がするが、
そもそも人生に
はずれなんてないともいえる。
その状況に一生懸命になっていれば、
必ず成果は表れる。
だからこそ、
はずれという意識を
捨てて生きていく。
大切なことだと思う。