(今日のコトバ)
大きな声は聞こえない。
小さな声だから聞こえる。
人の耳はあまのじゃくです。
小声で、ささよくように、
それこそ、つぶやくような声が、
耳に残ることがある。
小さくても耳に残るということは、
声の言葉が心に刺さるということ。
真意をついていたり、
耳の痛いことだったり、
小さいけど強いメッセージだったり。
日頃は、大きな声に主導権を握られ、
大きな声に導かれて生きているのに、
その日、その時の言葉は、
小さくても心に刺さる。
人には心がある。
そこにめがけてくる言葉は、
決して大きな声ではなく、
いまの自分が、
いまの心が欲しているものを
聞き分ける。
だからこそ、
小さな声を大切にしよう。
意識して聞くことができれば、
この先の人生にとって、
とても示唆に富む言葉が聞こえる。
大切な声に耳を傾けるのだ。