(今日のコトバ)
記憶は、美しいペテン師です。
過去になると、ほとんどの記憶が美しくなる。
どんなに苦労しても、どんなに辛くても、
過去になると笑い話になって、
胸の奥で美しい花となって咲く。
だが、人間の記憶はそれでいいが、
人間の体はそうはいかない。
また、再び、苦労するか、辛いことに挑むかとなると
足がすくむこともある。
だから、経験したことで良くないイメージがあるものは、
慎重に検討しよう。
経験があるのだから、
シュミレーションはできるはず。
行わないということが正解であることもある。
美しさにつられて判断せず、
経験にものをいわせるのだ。
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