(今日のコトバ)
誰にでもいい顔をすると、
自分にいい顔ができなくなるんだ。
いい人と呼ばれる人がいる。
気配りする人と呼ばれる人がいる。
社会生活の中では大切な人。
そういう人がいるから、
社会は丸く収っているともいえる。
ただ、心配なのはいい顔を
配り過ぎてはいないかということ。
あの人にも、この人にも、いい顔をして、
自分にいい顔をしていないということ。
自分のまわりの人を見ると、
たいがい人にいい顔を配り過ぎると、
自分はおろそかになっている。
いい人なのだけど、時々、キレる。
気配りの人だけど、突然、爆発する。
そんな場面を見かける。
いい人は大事だ。気配りの人も大事だ。
ただ、自分を大事する、
自分を解放する、自分にわがままになることも
頭の片隅に置いておこう。
いい人、気配りの人は、性格に起因することが大きい。
だが、自分がいっぱいいっぱいになったら、
やっぱり、いい人、気配りの人ではいられない。
だから、自分のたまったものも吐き出す状況をつくる。
ガス抜きというやつを、たまにはやろう。
それだけで、生き方が安定する。
自分らしさを失わずに生きていける。
自分を維持するために、ガス抜きは必要なのだ。
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