(今日のコトバ)
苦肉の策は、自分史上最高の策になる。
人は追いこまれると天才になる。
締め切りや納期が迫ると、
神様が降りてきたように発想があふれ出す。
土壇場の力というか、潜在能力の顕在化というか。
とにかく、ギリギリになると、
実力を越えた力を発揮することがある。
脳科学的にどうかはわからないが、
追い込まれるということは、
悪いことばかりではないということだ。
例えば、忙しい人間は、
アベレージでいい仕事をする。
いい仕事をするから、仕事が集まる。
仕事する上で、追い込まれていることが、
いい循環になっていく。
もちろん、仕事が集まるには理由があって、
元々の能力が違うこともある。
ただ、いまの自分の能力を100%以上発揮したい、
あるいは、最高に近いものにしたいなら、
追い込まれた状況をつくることも最善の策の一つだ。
自分で追い込むことも大切だが、
追い込むより追い込まれる方がいい。
人から、時間から、状況から追い込まれることが、
「自分が自分を超える」条件になる。
いま、自分の才能、自分の能力が
最高に発揮できていないと思っている人は、
追い込まれる状況をつくろう。
そこに、最高の自分が潜んでいる。
どうしても越えられない壁がある時、
どうしても答えを出さなければならない難問がある時、
最高の自分で迎え撃つ。
そのためにも追い込まれることが必要なのだ。
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