(今日のコトバ)
完成形は、未完成の自由演技に降伏する。
完成されたものは、
それ以上でも、それ以下でもない。
完成されているから、
足りないところはないし、
修正するところもない。
そのまま、ありのままの形ができあがっている。
反対に、未完成のものは、
つっこみどころ満載だ。
足りないところ、修正が必要なところだらけ。
ただ、伸びしろというか、可能性というか、
この先、どうなっていくかわからない期待感がある。
もっといえば、未完成だからこそ、
完成形より優れた形になってしまうこともある。
もし、いま、まだ完成していない何かがあるなら、
それは、まだまだ伸びている段階、
可能性がある状態だと思っていい。
もっともっと良くなる。
現状ある完成形を大きく超えることもある。
そう思って切磋琢磨する。
未完成は、可能性の塊なのだ。
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