かけがえのない一人になる

(今日のコトバ)

 

あなたのワンピースが足らなくては完成しない。

 

 

 

王ジャパンが韓国を破って決勝に進出した。

福留のホームランで流れを変えて勝ったのだが、

WBCのシリーズはひとえにチームワークの良さが

目立っているといっていい。

特に守備の緊張感あふれるプレーは、

テレビをみている人間まで興奮させられる。

イチロー、川崎、西岡、岩村など、

打力だけではないオールラウンドプレーヤーを

集めたことが、視聴者をしびれさせている。

当初は、打撃優先でもっとオーダーを組めないのか、

メジャーリーガーを全員参加させられないのか、

との声もあったが、感動プレーの連続で、

負けてもその声を打ち消していると思う。

ここで思うのは、勝つためのチームで、

王ジャパンのメンバーが限りなくベストに近いということ。

走れない選手をよばず、つなぎのできる選手を起用する。

その結果、不運、幸運はあったけれど、

期待に限りなく応えている。

イチローの「このチームはいいチームです」といった言葉が、

マスコミ用ではなく、本音で語っていることが理解できた。

そして、この王ジャパンは誰が欠けてもいけないぐらい

個々のプレーヤーが機能している。

誰もが自分の仕事をきっちりとこなしている。

まさに、どのピースが欠けても成立しないぐらい歯車のあったチームなのだ。

だから、自分のまわりでチームをつくる場合でも、

適材適所で人が機能する舞台をつくらなければいけない。

そのためにはまず、自分自身が機能する人間として切磋琢磨し、

仕事の中心として貢献する。すべての一歩は、そこからはじまるのだ。

味方をつくる

(今日のコトバ)

 

援軍なくして、頂上には行けず。

 

 

 

夢に向かって走る時、まず必要なのは自力だ。

自分で力を身につけ、自分で発想し、自分で計画する。

走りはじめるのも、自分から率先して行かなければならない。

ただ、夢や希望が大きくなればなるほど、

ひとりではその頂上ので登りきれない。

誰かのサポートがいる。

振り返ると誰もいなかったでは、

途中で夢も希望も頓挫してしまう。

だから、自分の本当の味方をつくっておこう。

つくるというと作為的だが、

同じ方向へ向かって、信頼できる力を発揮してくれる仲間を

大切にするということなのだ。

同じ方向に向かってない人と、一緒に走ってもうまくいかない。

信頼できない人に、サポートを頼んでも結果がついてこない。

自分が夢を叶えようとする時に、

本物の援軍となる仲間は一日ではつくれないから、

夢と同じように、時間をかけて、じっくりつくるのだ。

そうすれば、果てしない構想も、大きな力で完成できるはずだ。

自分にも本物の輝きを

(今日のコトバ)

 

スポットライトを浴びて輝くのではなく、

自らが光輝く人間でありたい。

 

 

 

 

人間にはチャンスがあって、

誰でも一度は大きな舞台が用意されている。

その舞台の上で、人間には二通りの輝きがあることに気づく。

一瞬輝きを失ってしまう人間と、

輝きを持続させスターとよばれるまで成功する人間との二通りだ。

一瞬で輝きを失ってしまう人間は、

実は自分から光りを発しているのではなく、

誰かに光をあててもらって輝いているのだ。

だから、光をあててもらえなくなると、

きれいさっぱり輝かなくなる。

反対に輝きが持続する人間は、

他力本願ではなく、自分の培った力で光を放っている。

だから、輝きは永遠といわないまでも持続していく。

人間にとって輝くことだけが、いいこととはいわない。

ただ、同じ人生を生きるなら、本物の輝きを放って

誰からも注目を浴びる人間であることは素敵なことだ。

そして、その輝きはまわりの人間をも幸せにする。

自分にも本物の輝きを。

春ならスタートできる

(今日のコトバ)

 

人生を目覚めさせるには、いい季節だ。

 

 

 

春は、人生の様々なものがスタートする。

昨年がんばった人も、普通にがんばった人も、

それほどがんばらなかった人も、

また、スタートラインに立てる。

不測の事態でスタートラインに立てない人を除けば、

平等に、また、デビューできる季節でもあるのだ。

昨年が好調でなかったら、

今年はいい年にしようと気分を切り替えられる。

さらに、4月からは公私にわたって新しい目標を立てられる。

区切りをつけて、新鮮な自分に生まれ変れる。

そう、邪念を振り払って、新しい自分をスタートさせられるのだ。

だから、新しいビジョンをもって、前へ進もう。

新しい自分に、新しい出会いがあり、新しい夢が生まれる。

リフレッシュ、リセットして、次のステージに向かう。

春なら、それらすべてにチャレンジできるはずだ。

夢は骨太の幹に咲く

(今日のコトバ)

 

芽は、すべて地からはえる。

 

 

 

地の下にしっかり根をはっているものから、

大きな木になっていく。

自分の目指した夢を実現する時も、

下準備となる設計をしっかりして、

様々な方法論を習得することが大切だ。

夢を高く、夢を大きく育ててるなら、

その準備を時間をかけても緻密に構築していく必要がある。

地上に実現した夢は、すべて地下の設計で決まっている。

いま、大きな夢を心にもっているのなら、

あらゆる経験と方法と研究をして、

根をはる作業をしよう。

頑丈な根をはれば、

夢は骨太な幹に咲き、ゆるがない宝物を

人生に届けてくれる。

エンジョイする力が湧く

(今日のコトバ)

 

反省の中に、希望をもちこめ。

 

 

 

失敗した時や負けた時など、

どこが悪かったか解決策を考える。

次には同じ過ちをしないように、反省をする。

それは大事なことだ。

ただ、後悔より反省の方がましかもしれないが、

過ちを犯さないことだけを誓って、次に進むのでは楽しくない。

できれば、反省と同時に希望を描いてしまおう。

振り向くだけでなく、前進していくモチベーションが生まれてくる。

過ちを怖がるのではなく、新しい試みをエンジョイする力が湧く。

もし、反省する状況に陥っているのなら、

そこに希望をもちこもう。

次の舞台は、もっともっと前向きに挑めるはずだ。

本音で答えてくれる人

(今日のコトバ)

 

答えてくれる人を、「私」のそばに。

 

 

 

ひとりで悩んでいるといきづまる。

孤独の中で長い間、自問自答しても答えは発見しにくい。

親身になって、自分の意見、自分の悩みに答えてくれる人が

そばにいてくれると、随分、生きることが楽になる。

本音で語りあえ、なんとなくほっとする。

強く主張しても、上手に受けてくれる。

そして、「こうしたらいいんじゃない」とさりげなく

アドバイスをしてくれる。

人の生活に、人の人生にかかわらなくなった昨今、

いい距離で付き合える人が何人も、何十人もつくれはしないと思う。

ただ、ひとりでもいい。自分の話を聞いて、

しっかりと本音で答えてくれる人をそばにいてもらおう。

自分が追い込まれた時、とてつもない力になってくれる。

「あいつに勝つ」という目標設定

(今日のコトバ)

 

ライバルとデッドヒートしている時が、

最高の成長期だ。

 

 

 

戦いをはじめると、必ずどこからかライバルが出現する。

世界記録、世界チャンピオンを目指すレベルの高い戦いから、

学校のクラスでの体育祭、クラブ活動まで、

どんな人にもライバルがいる。

気づかずに過ごしているかもしれないが、

このライバルは先生や親や師匠より

人を成長させている。

「あいつには負けたくない」

「あのチームには勝たなければいけない」

そう思う意志が自分を限界を越えて成長させる。

先生などのように何かを教えてくれると、

勘違いすれば待ちの姿勢で進歩なく生きてしまう。

しかし、ライバルは違う。

自分の意志で「あいつに勝つ」という目標設定ができる。

だからこそ、ライバルをもて。

いなければ、つくれ。そのライバルこそが、

自分を無限大に大きくしていくのだから。

少し得する人生

(今日のコトバ)

 

明るさを眠らせた人は、

ちょっと損した人生になる。

 

 

 

暗い気持ち、暗い表情で、

とっつきにくくしていると、

幸運も、幸福も、よけて通ってしまう。

生まれつき明るくない性格でも、

前向きに、社交的に、気持ちをもっていけば、

人は寄ってくる。

元々の顔が暗くても、話す内容がポジティブならば、

人は集まってくる。

つまり、明るければ、人が何かを見つけに近づいてくる。

そこに、幸運とか、幸福とかがまぎれこんでくるのだ。

だから、ちょっと明るく生きてみよう。

ちょっと前向きで暮らしてみよう。

人生が少し得してくるから。

魂のある動物

(今日のコトバ)

 

魂をディスカウントしたら、

もう自分である資格はない。

 

 

 

どうしてもゆずれないものがある。

どんなに傷ついて失いそうになっても、

誰かに誹謗中傷されても、

胸の奥底にある売り渡せないものがある。それが魂だ。

しかし、現代はこの魂を売り渡す人々が

あちらこちらで見受けられる。

はじめは拒んでいたものを、

あっという間に悪い方向へ肯定してしまう人間がいる。

薬物や暴力に手を染めるのも、

意志から魂を悪い方向へ手放してしまった結果だ。

かわいい子供たちを虐待して死に追い込んでる

人間だって、悪魔に魂を売ったとしか思えない。

何も清廉潔白で生きる必要はないが、

自分が自分であるガイドラインは、絶対に必要だ。

そして、そのガイドラインとなるものが魂なのだ。

人間は、苦しくなった時、追いつめられた時、

魂の強さだけがよりどころになっていく。

生きるために、プライドを賭けて、

自分の魂は売ってはいけない。

人間は、魂のある動物なのだから。