明日という期待度

 

(今日のコトバ)

 

人生とは、

明日の自分を夢見ること。

 

 

人生。

ふと考えることがある。

一言、人生といってしまうと、

なんでもかんでも詰め込んだ

生きた時間。

そう考えても間違いではない。

かといって正解と必ずしもいえない。

ただ、生まれて物心がついて人生の舞台に

長い時間立てた理由だけは

はっきりしている。

明日という希望があったからだ。

「明日がある」

「きっと、明日はいい日になる」

「明日になれば状況は変わる」

「明日がなんとかしてくれる」など。

過去も大きいし、

現在も大きい。

だが、期待度でいえば明日の比ではない。

そう思うと、

人生は明日の自分を夢見ることで

できているともいえる。

人間は

最期まで明日を追いかけていく。

だからこそ、

人生は素晴らしいものになる。

そして、

人間は素晴らしいものになるのだ。

譲ってはいけないものがある

 

(今日のコトバ)

 

魂を安売りした道では、すぐ転ぶ。

 

 

 

どうしても譲れないものがある。

誰もが大切にするもの。

絶対手放したくないもの。

一つや二つあると思う。

ただ、いとも簡単に譲れないものを

譲ってしまう人もいる。

何でもかんでもといって

いいかもしれない。

「それだけは大切にしろよ」と

いいたくなるものも譲ってしまう。

結果、いい方向へ人生は進まない。

むしろ、ワルい方向へ進む。

難しい問題だ。

あまりに頑固に、

譲らないものをつくり過ぎても

生きることが辛くなる。

だが、これだけはいえる。

本当に譲ってはいけないものを

譲ると、

その先の人生が苦しくなる。

だからこそ、

生きるために

譲ってはいけないものを

大切にする。

いつも忘れてず生きて、

人生をまっすぐ歩きたいものだ。

いまあるもので生きていく

 

(今日のコトバ)

 

足りないもので

不安になるより、

あるもので安心した方が

いいじゃないか。

 

 

 

何かが足りないと、

途轍もなく不安になる。

特に、未来のために

必要なものがないと、

どうしようもなく不安になる。

ただ、不安になるということは、

すべて未来に足りないものが

あるから。

つまり、自分が未来に生きていくために、

必要なものを探して

前進しているともいえる。

不安もポジティブに捉えていい。

もっといえば、

どうしても不安でしかたないなら、

いまあるもので安心してもいい。

「いまばこれがあるから大丈夫。

あとは何とかなるさ」

それぐらい開き直って生きていい。

人生は短い。

だとすれば、

不安に大きく時間を

割いていられない。

ないものを恐れるのではなく、

あるもので笑って生きていく。

そんな気持ちでいよう。

ありがとうは言葉を束ねたもの

 

(今日のコトバ)

 

「ありがとう」という一言は、

無数のありがとうを背負っている。

「ごめん」という一言は、

無数のごめんを抱えている。

 

 

 

たった一言、「ありがとう」

たった一言、「ごめん」

言葉は一言だけれど、

その一言は様々な気持ちを

束ねたもの。

人に対して、行動に対して、

全体の状況に対して、

考えればきりがない。

ただ、その束ねた気持ちを

伝えるには、

はっきりと伝えないと意味がない。

以心伝心で

わかるはずと思ってはダメで、

一言でいいから、

ありがとうを、こめんを、

ちゃんと伝える。

忙しいとか、時間がないとか、

照れくさいとか、

いっていてはいけない。

ありがとうは、

ごめんは、

たくさんの気持ちを束ねている。

その一つ一つの気持ちのためにも、

ちゃんと言葉を伝えよう。

 

いま、この一瞬が奇跡

 

(今日のコトバ)

 

もう二度と今日には出会えない。

いま、ここに、

一生一度の風景が広がっている。

 

 

いつものような時間が流れる今日。

だが、いま、この瞬間は

一生ではじめて出会う時間ばかり。

毎日のいまという一瞬は

一期一会。

大袈裟にいえば、

二度と出会うことのない風景でもある。

それをあたりまえと思うか、

奇跡と思うか。

人それぞれの考え方次第。

ただ、いまこの瞬間が奇跡だと思えば、

人生がもっと愛しくなる。

生きることに意欲的になる。

もし、今日を貴重に思えれば、

人生を大きく変えることが

できるかもしれない。

いま、この一瞬の風景が奇跡。

人生が素晴らしいものであることを

感じながら生きよう。

一歩の価値を知り、一歩の意味を知る

 

(今日のコトバ)

 

「はじめの一歩」で

目標の半分が達成され、

「あと一歩」を踏み出すことで

達成が現実のものとなる。

 

 

何かをはじめる時、

大切なのははじめの一歩。

一歩を踏み出すまで

様々な要件があり、

踏み出すことが困難だったり、

躊躇したりする。

とにかく一歩を踏み出せば、

まずは目標に向かって

大きく前進できる。

たかが一歩ではなく、

何万歩以上の価値がある一歩になる。

そして、行けるとこまで

歩を進めていく。

その後、山場がある。

乗り越えなればいけない壁を

乗り越える一歩。

その一歩も

はじめの一歩と同じぐらい

大切なものになる。

同じ一歩だけれど、

価値の違う一歩。

その一歩の意味を知る人は、

勝負勘がいいといえるかもしれない。

人生にとって一歩は大きい。

その一歩一歩を踏みしめ

前進していこう。

誇りとは、貫くもの

 

(今日のコトバ)

 

誇りとは、

誰も見ていないところでも

手を抜かないことである。

 

 

 

人には、誇りがある。

大きさはともかく、

自分が守り抜くべき誇りがある。

その誇りが

人生という道を貫いていく。

良いワルいではない。

誰にでも貫くものがあるのだ。

では、貫くものとは何か?

それは、どんな時も手を抜かず

やり続けるものかもしれない。

決して、凄いことだけではない。

こだわって貫くものもある。

癖として貫くものもある。

もちろん、

自分のアイデンティティとして

貫くものもある。

そして、その誇りは

人間性そのものだったりする。

いま、自分がわからなくて

迷っている人は、

自分が貫ているものを見つめてみよう。

きっと、その貫いているものに

誇りが宿っているはずだ。

時間を忘れて「生きた瞬間」を生きる

 

(今日のコトバ)

 

夢中になると、

世の中すべての時間が

自分のものになる。

 

 

人間にとって、

何がいちばんいい状態か。

そんなことを考えたことがある。

受動的ではなく、

能動的という意味でいうと、

夢中になることが

いちばんいい状態のような気がする。

何を持っていい状態か

定義するのは難しいが、

いい事ワルい事を忘れて、

幸福不幸を忘れて、

好き嫌いを忘れて、

時間を忘れて

「生きた瞬間」を生きる。

夢中といえる時間が

長ければ長いほど、

人生が充実しているともいえる。

だからこそ、

自分が夢中になれるものを

持って生きていこう。

正しくいうと、

自分が夢中になれる時間を

つくれるようになろう。

人生を充実させていくために

大切なことだと思う。

誰もが、どこかで、誰かの役に立っている

 

(今日のコトバ)

 

あなたは誰かの役に立っている。

あなたの敗北だって、

誰かの幸せになっている。

 

 

勝った、負けた。

成功した、失敗した。

幸運、不運、、。

自分にとって、

いい時もワルい時もある。

ただ、自分に対した

相手はどうだろう。

自分が勝者になれば、

相手が敗者になる。

相手が勝者になれば、

自分が敗者になる。

つまり、自分がいい時は

自分が幸せになるが、

相手がいい時は

相手が幸せになる。

自分がワルい時も

誰かを幸せにしている。

誰かの役に立っている。

そう思うと、

誰もが、どこかで、

誰かの役に立っている。

負けも、失敗も、

相手にとってはプラス。

だからこそ人生は面白い。

人は人に支えられて生きている。

プラスの要因、

マイナスの要因も、

視点を変えれば逆転する。

そのことを忘れてはいけない。

 

人生と目標が並走している

 

(今日のコトバ)

 

明日とは、

まだ勝てない者の言葉。

昨日とは、

もう勝てない者の言葉。

今日とは、

いま勝とうとする者の言葉。

 

 

人は言葉によって

意志を表示する。

その中で

わかりやすい言葉がある。

「明日(未来)」

「昨日(過去)」

「今日(現在)」

それぞれの言葉のどれかを

もっとも重視して話すか。

明日を口にする人は、

人生において

思うほどの結果が出ていない。

なんとか、

これからいい結果を出したいと

思っている。

努力しているかしていなかに

かかわらず、

明日は変わると思っている。

昨日を口にする人は、

もう現状以上のことを望まない。

結果は結果で受け止めて、

世の中の状況と人生を重ねて、

そこそこで生きたいと思っている。

人生に期待していないともいえる。

そして、

今日を口にする人は、

いま目標があって、

それを達成しようと生きている。

いちばん時間を

有効に使っている人ともいえる。

人生と目標が並走している。

たいがいの人が、

この三つの言葉で生き方がわかる。

どれがいいかではない。

ただ、モチベーション高く

生きていくためには、

今日を口グセにすると、

納得する人生を

生きていけるのではないか。

人生は一瞬の積み重ね。

今日を大切にすることが、

充実した人生になるはずだ。