嘘は、傷

(今日のコトバ)

 

 

 

嘘は、包帯を巻かない傷口である。

 

 

 

傷口は放置しておけば悪化する。

場合によっては腐り始めることもある。

できれば傷を負わないように生きたいし、

傷を負った場合は可及的速やかに手当をすべきだ。

人生にも嘘という傷がある。

悪意を持って、あるいは適当に嘘をついて放置してしまう。

その嘘が相手に伝わり、相手が嘘をまた他の人に伝えしまう。

嘘の傷口は大きくなり、取り返しのつかないことになってしまう。

嘘は、傷と一緒。

かすり傷のような嘘は、放置しても問題ない。

だが、相手を傷つけるような嘘は、

必ず自分に戻って自分自身を傷つける。

放置していては大変なことになる。人を傷つけるような嘘は、

自分でしっかり打ち消さなければならない。

その行為を怠ると、のちのち酷い目に遭ってしまうのだ。

 

 

 

 

 

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足下を見つめよ

(今日のコトバ)

 

 

 

有頂天でも展望台から下界を見よ。

 

 

 

 

すべてが上手くいって、

有頂天になることがある。

成功して、勝って、夢が叶って、

足下が見えなくなる。

走り続けた足を止めてしまって、

前へ進まなくなる。

すべてが上手くサイクルにこそ、

悪魔が潜んでいる。

喜ぶことはいいことだが、

足がすべらないぐらいの注意も必要だ。

人生には、山あり谷あり。

長い年月がかかるものもあれば、

突発的にくるものもある。

その時、自分自身が浮き足立たないことが大切。

足が浮いてしまうと、バランスを崩し、

人生が狂い始めてしまうから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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つながっていること

(今日のコトバ)

 

 

 

 

つながっていると、

孤独は遠慮して輪の中に入ってこない。

 

 

 

一人になるということは、

孤独になるということ。

あえて孤独の道を歩くなら、

孤立もするのもいいが、

普通の気持ちなら、

誰かに支えてもらいたい。

支えてもらうには、

やっぱり人としての絆があることが大切だ。

絆のために必要なこと、

それは、つながっていること。

言葉。スキンシップ。思いやり。そして、信頼。

つながることから始まる心と心の結びつきが、

孤独にならない人生をつくるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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言葉ひとつで

(今日のコトバ)

 

 

 

愛は、心より先に言葉から失っていく。

 

 

 

冷たい言葉を投げつければ、

相手の心も冷えてくる。

やる気のない言葉、不機嫌な言葉、心ない言葉も、

相手に対して愛情を失っていく。

言葉は、恐ろしい。

反対に、温かい言葉を投げかければ、

相手の心の温度も上昇する。

つまりは、言葉ひとつで局面は劇的に変わる。

だから、愛のある言葉を伝えよう。

そこから相手に芽生える感情は大きく育つ。

信頼関係、絆が、強くなるための最初の一歩となる。

人は、生きるために言葉を大切に使うのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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目立つポジション

(今日のコトバ)

 

 

 

平均点から生まれる得点は何もない。

 

 

 

 

真ん中にいると目立たない。

何をしていても隠れてしまう。

先頭に立つか。先頭集団にいるか。

はたまたビリを走るか。

選択は難しいが自分の個を発揮しようとしたら、

目立つポジションを獲れ。

誰かの陰に隠れていたら、

自分の色は見えない。

自分の個性を発揮できない人生になってしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

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ふたたび新しく

(今日のコトバ)

 

 

 

春は、涙を土に還して旅立つ時である。

 

 

 

別れの季節である春。

これから卒業式も始まり、涙の季節ともいえる。

ここで涙を思いっきり流して、リセットする。

そして、新たなる旅立ちへ。

この春は、だんだん暖かくなり、爽やかな季節になっていく。

背中を丸めて震えていた体も、

胸をはり深呼吸できる状態になる。

この冬までの不快感を捨て、

スタートするにはいい季節。

新しい人間として、また、頑張ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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生き抜く

(今日のコトバ)

 

 

 

今日まで生きてきたんだ、

すべての日に勝利したんだ。

 

 

 

 

一生は短いというが、

長い長い時間を過ごしていくことには違いない。

その時間の中で、悲しみ、苦しみ、不幸、不運、失敗、敗北等、

厳しい状況に追い込まれて負け犬の人生だと思うこともある。

だが、何年、何十年もの人生を生きてきた。

生き続けてこれたということは、

一日一日の戦いをのり越えてきたともいえる。

すべての日々に勝ち抜いてきたともいえる。

そう考えれば、生き抜いてきた人々は、

スーパーマンといっていい。

人生の苦難に対しても、

様々な解決法を持っているといっていい。

だから、自分の人生を大切にしよう。

自分の人生をリスペクトしよう。

生きてきた人間は強くて凄い。

人間の自信の源泉は、

生き抜くことにあるのだ。

 

 

 

 

 

 

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危機察知能力

(今日のコトバ)

 

 

 

安全地帯ばかり歩いて来たから、

地雷が地中に埋まっていることを

わからないで生きている。

 

 

 

 

日本は安全だ。

景気が悪いとはいえ、

世界最高水準の安全国家といっていい。

戦争があるわけでもなく、テロがあるわけでもなく、

猟奇的殺人が頻発する国でもない。

生きていくには圧倒的にいい国だ。

だが、守られた国だからそ退化する機能がある。

それは、危機察知能力。

自衛することを忘れている。

危ないエリアとそうでないエリアの差がわからない。

親切なふりをする人についていく。

性悪説の国があることを知らない等、、、、、、。

考え方によっては幸せなことだが、

このままでいいのだろうか。

これからは日本だけで経済は成り立たない。

遅ればせながらのグローバル展開を、

避けては通れない。

外国人との交渉場面も増える。

世界の各地でビジネスを成立させる必要がある。

その時、危機察知能力がなくていいはずがない。

安全な国である日本は素晴らしい。

ただ、安全地帯でぬくぬくと生きるだけではなく、

世界には危険な地帯もあることを想定して生きていこう。

想定して、意識して、鍛えるべきは鍛えて。

世界へ出て行く時、危機察知能力を身につけてのぞむのだ。

 

 

 

 

 

 

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心は人

(今日のコトバ)

 

 

 

人を失ってみるとわかる、

心が人なんだと。

 

 

 

 

恩師がなくなったり、

恋人と別れたり、友人と絶縁状態したりすると、

心に穴が空いた気持ちになる。

どうして心に穴が空く状態になるのだろう。

それは、心が人で出来ているからではないだろうか。

喜怒哀楽は顔で表現できるけれど、

発信元は心。

その心は自分だったり、愛している人だったり、

親友だったりして人が必ず主語になる。

もちろん、寵愛していたペットが死んでも心に穴が空く。

だが、たいがいは人間の問題が心を占める。

とすれば、心は人といってもいいと思う。

心が豊かだといわれている人は、人に恵まれている。

反対に、心がないといわれる人は、人に恵まれていない。

つまり、心は人なのだ。

 

 

 

 

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気持ちは返事

(今日のコトバ)

 

 

 

 

気持ちって、どこにある?

気持ちのある返事をすればわかる。

 

 

 

 

元気のいい返事だったり、機嫌の悪い応答だったり、

賛成の発言だったり、拒否の言葉だったり、、、、。

そこに気持ちの正体が宿っている。

文字としての言葉だけではなく、

その意志が伝わる何か。

感情を一瞬で理解してしまう何か。

そこに気持ちの正体が宿っている。

相手の気持ちを知りたければ、

返事を聞いてみる。

そこに気持ちが正体をあらわす。

ちゃんと確認すれば、

相手をもっとよく理解できるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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