進化の時

(今日のコトバ)

 

 

誰かの傘の下にいる間に、

ヌクヌクと育ってやれ。

 

 

 

ヌクヌク育つ、というけれど、

育つということは温かい愛情がなければならない。

誰かの傘の下にいて、

怒られながら、褒められながら、

人は育っていく。

トップに立って、誰の指導も受けられなくなると、

成長は止まる。早い時期からトップに立つと、

いつの間にか後続の人々に抜かれてしまう。

信じられないぐらいの進化は、

師の下にいて苦しんでいる時に起こるのだ。

だから、いま、誰かの下でもがいているなら、

自分が進化の時と考えよう。

この期間が人生を俯瞰で見た時、必ず武器になる。

勝負に出る時の必殺技になるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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いい人を乱発しない

(今日のコトバ)

 

 

いい顔を乱発していると、悪い奴が集まってくる。

 

 

 

俗にいい人というと、ただいいだけではない。

流されやすいとか、怒ることがないとか、

不純物の入った言葉になる。

さらにひと言付け加えれば、ダマされやすいという意味も含まれる。

そこまでいい人の範囲を広げられると、

生きていくことに障害が起こる。

ダマすよりダマされろとは言うが、

致命傷になるダマされ方は避けなければならない。

だとすれば、いい人といわれてもいい顔を乱発しない。

時に怒り、時に泣き、時に笑う。

簡単ではないところを見せつけて防御するのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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膨大な美しい記憶

(今日のコトバ)

 

 

 

記憶のタイムマシーンは、

いつだって素晴らしい人生に到着する。

 

 

 

想い出になると記憶は美しく変貌する。

苦しかった想い出も、悲しかった想い出も、

いい想い出になったり、いい経験になったりする。

人間の記憶は、都合のいいようにできているのだ。

となれば、年を重ねるごとに増えていく記憶は、どんどん美しくなる。

年を重ねることで、膨大な美しい記憶と生きると思えば、

年をとることも悪くない。

嫌なことのトラウマだったり、振り返りたくない記憶もある。

ただ、記憶されている想い出を考えてみよう。

ほぼ、すべてが美しくなっているはずだ。

そう思ったらバラ色の人生ではないが、

人生は素晴らしいものでしかない。

人間は、生きるために想い出を美しくできるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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人間を知る距離

(今日のコトバ)

 

 

 

 

たった5mでも席を替えると、

見えなかった人間の顔が見えてくる。

 

 

 

視界は狭い。そして、視界は広い。

ちょっと角度を変えただけで、人の様子がよく見えてくる。

学生時代、席替えをしただけで隣の娘を好きになったり、

いい奴だと思っていた人間を大嫌いになってみたりしたように、

近づけば近づくほど内面までが見えてくる。

人間が人間として付き合う時、

ちゃんとした距離でしっかり理解しないと、

途中で大変なことになる。

その人間と、とことん付き合うなら、

距離を近づけて正しく理解しよう。

そこから人間関係がはじまる。

そこから自分の人生と交差する人間との付き合いがはじまるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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危機対処法

(今日のコトバ)

 

 

危機は、点で動く。

 

 

 

人生において、危機的状況は何度か遭遇する。

大小はともかく、ピンチにさらされることもある。

ただ、危機が長く長く続くことはあまりない。

一瞬できたり、ピンポイントできたりしながら

あっという間に去っていく。

その現場に居合わせた人間はたまったものではないが、

でも、嵐のように去っていく。

危機の命は短いのだ。

致命傷になることでなければ、

●じっと耐える●すぐに対応策に動く●逃げる等の方法を駆使し

解決すればいい。時間だ経てばおさまる。

対処の仕方に集中する。これが一番の危機対処法だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最後の最後で笑う者

(今日のコトバ)

 

 

トップランナーになるのは、

ゴールの1秒前でいい。

 

 

最初から全力疾走しては、長いレース体力がもたない。

ゆっくりとしたベースを守り続けても一番にはなれない。

理想的な展開は、常にトップ集団にいて、

トップを狙う位置をキープする。

最後の最後まで体力を温存しながら、

ラストスパートのできる状態をつくっておく。

そして、、、、、、

ラスト数メートル前でトップに立ち優勝する。

その昔、マラソンの瀬古利彦が得意したレース展開だが、

人生のレースもこんな展開だったら、どれだけ素晴らしいだろう。

だから、いま、トップに立たなくてもいい。

とにかくトップ集団に食いついていこう。

その中で苦しみながら身につけた実力が、

ラストに大きくものをいってくる。

大逆転という最高のシナリオを用意してくれる。

人生は、最後の最後で笑った者が勝ちなのだ。

 

 

 

 

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揺れない心

(今日のコトバ)

 

 

ココロには、つねに変身願望がある。

 

 

 

心は、一定しない。

不動心などという言葉があるが、

それは空想上の心。

人間のメンタルをコントロールしているのだから、

いつも揺れ動いている。

だが、いつもいつも大きく揺れ動く心は考えものだ。

ここ一番でビビッてばかりいたり、

不安で不安で眠れなくなったり、

心が安定しないで自分がぐらついてしまう。

この心の揺れを抑える処方箋はないかもしれない。

あるとすれば経験値だ。経験があれば、

慣れという効能が広がり、

心の揺れを最小限に抑えることができる。

もし、いま、心の揺れを抑えたかったら、経験を積もう。

常に変化していく心模様を、

最小限に食い止めるために、

経験という薬を常用することが大切なのだ。

 

 

 

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幸せの設定

(今日のコトバ)

 

 

最高の幸せを基準にするな。

幸せが苦しむから。

 

 

 

ゴルファー石川遼がマスターズに続き、

タイガーウッズとの対決という夢を叶えたそうだ。

人気と実力があるのだから当たり前かもしれないが、

彼はまだ17歳の高校生。

人生の夢がわずかな期間で、

どんどん叶ってしまうことが本当に幸せなのだろうか。

人生の前半で大きな夢を叶えて、幸せの絶頂を知ってしまうと、

それが基準となって生きてしまわないか。

人生は長い。紆余曲折、運不運が、やって来ては去り、

去ってはやって来る。

夢を叶えるのが若いことも素晴らしいが、

メインディッシュは最後の方が嬉しいのではないか。

人には、人それぞれ幸せの基準がある。

高く設定しようと、低く設定しようと、自由だ。

ただ、あまりにも高い設定を若いうちにつくってしまうと、

人生は苦しくなる。

いま、若くて幸せばかりでない人生でも、

これからもっと素晴らしい幸せがやってくると思える方が、

人生は幸せなのだと思う。

人生、幸せの設定は大切なのだ。

 

 

 

 

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背中の軌跡

(今日のコトバ)

 

 

 

背中には、背負ってきたものの軌跡がある。

 

 

 

「背中が人生を語る」

「顔は隠せても背中は隠せない」

人にとっての背中は、ただの後姿以上に人生を表現する。

格闘技のような戦いの場では、

顔で疲労度をみるより、背中で疲労度を見た方がよくわかる。

私見だが几帳面な人と、そうでない人も背中でわかる。

もちろん、広い背中、大きい背中で判断することもある。

簡単ではないが、自分がどんな状況にあるか判断するにも、

背中を見るのがいい。自分の想像以上にいろいろな表情がある。

背中には、人生の軌跡があるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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未来は一心不乱から

(今日のコトバ)

 

 

 

一心不乱な人を、未来は大好きだ。

 

 

集中力が高い状態で物事に取り組めることは、

人生を有意義にする第一歩だ。

気が散漫では、ミスも多くなり、失敗する確率も高くなる。

何かの目的に対して、集中力を維持できれば、

いい結果に近づける。

そして、いい結果が出れば、未来は約束される。

その集中力をあらわすいい言葉がある。

「一心不乱」

心が乱れず1つになること。

そう、未来は、一心不乱に宿るのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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