人間の力で、人間を支える。

(今日のコトバ)

 

身も心も、壊れる前にメンテナンス。

 

 

 

完全に壊れてしまうと、機械系統は元にもどらない。

人間だって、完全に壊れたものを元に戻すことは不可能といっていい。

でも、完全に壊れる前り部分的故障の場合は、

様々な方法で元に近い状態に復旧できる。

内科系、外科系も薬や先端医療の進歩で、

早期に治療すれば怖くない病気も増えてきた。

神経科系だって、ひと昔前に比べたら、

相当な進歩だと思う。

ただ、心についてはどこからが完治で、どこまでが病気か

境界線がはっきりしない。

治すには時間をかけ慎重にケアしなければならない。

人間の心の病いには、人間の心からのサポートが必要なのだ。

そう、人間の病いには新薬、高度先進医療とともに

不変的な人間の支えがひとつになって助けていく。

この人間で力になれることを、人間は忘れてはいけないと思う。

ひとつひとつが結びつく

(今日のコトバ)

 

追いつめられると自分がいなくなる。

心ない生き物ものが右往左往するだけだ。

 

 

 

アクシデントや不測の事態が起こり、

自分が追いつめられていくと、

まるで心がどっかへいってしまったように、

自分の中の自分がいなくなる。

どこにいるのか、何をしているか、

聞こえない、答えられない。

その時に、何かを判断することは非常に危険だ。

ましてや、あせって行動すると第二、第三の事故に

つながりかねない。

まず、冷静になることから考えよう。

追いつめられた原因で解決できるものから、

ひとつずつ処理していこう。

処理しないでおいた問題は、

またやがて大きくなってあなたに襲いかかる。

ひとつ、そしてひとつ、処理できるものをみつけて対処する。

そのうちのひとつひとつが結びついて、

解決という答えを導き出してくれる。

小さな感動をつくる

(今日のコトバ)

 

寒さは、嬉しいと消えてしまう。

 

 

冬物の服になった。暖房も入れた。飲み物はホットばかりになった。

寒気から体を守ることを、ひとつひつとつ始め今日生きている。

でも、体の芯から、心の底から寒さを消すには、

何か感動があって、心に灯がついて、喜びが全身をまわる時にはかなわない。

感動なんて、いつもいつもあるわけではないが、

毎日の中に小さな感動をつくることだってできると思う。

そして、その行動こそが大切だ。

感動をつくることを日々行い生きられれば、

体温では感じない暖かさが体を包んでくれるはずだ。

愛せるか、愛せないか

(今日のコトバ)

 

愛のない場所に、花は咲かない。

 

 

 

事務的になにかを処理することは、

マニュアルを習得すれば誰でもできる。

ただ、そこに夢や希望をこめた一大事業を

完成させようと思ったら、たやすい気持ちでは実行できない。

最後までやり遂げるという意志と、不屈の行動力が必要だ。

そして、それにも増して重要なのは、

その事業に愛情をもてるかということになる。

テーマをもってひとつの完成型をめざすには、

テーマを本気で愛することができなければなならない。

愛しているからこそ、意志を貫徹できたり、

屈しない心を維持できるのだ。

もし、いま、やるべきか、やらぬべきか、迷っている

テーマがあるのなら、愛せるかという尺度で考えてみよう。

愛せると判断したらやる。愛せないと判断したらおりる。

きっと、ベストに近い選択ができるだろう。

 

東京女子国際マラソンで高橋尚子が優勝した。

苦しい2年のブランクをへて復活した。

「多くの人に支えられて、本当にここに帰ってきました」

とインタビューで答えた。自分の夢だけでなく

人の力も借りてき走ったことを確信した彼女は、

さらに凄いランナーになるだろう。そして、

マラソンを通じて人に対する愛を深く感じたのではないだろうか。

何かが起きたときに何かをしてあげる

(今日のコトバ)

 

近くにいれば、心が凍る前に温められる。

 

 

 

遠くにいると、以心伝心だの、意思疎通だの、

人間がもっている魔法の効力って使えないと思う。

気持ちでつながることはあっても、

何かが起きたときに何かをしてあげられるかと考えると、

難しいことが多すぎると思う。

何かをしてあげたいと思ったら、やっぱり近くにいてあげることだ。

そして、相手を気づかうことを忘れずにいれば、

温かい関係でいれる。温かい心でいれる。

近くにいることを、大事にしよう。

その行動が財産になる

(今日のコトバ)

 

ここ一番に、キミが一番になれ。

 

 

 

人生に訪れる大きな波に、

のれるか、のれないかは重要なポイントになる。

その日のためにベストな準備をし、

絶対に機を逃さないことが条件だ。

とはいえ、どんな準備をしていても、

様々な不測の事態が起こり

力を発揮できないこともある。

そんな時に後悔のないように、

全力を振りしぼろう。

全力を出して一番を目指そう。

目指した結果、夢が叶わなくても、

その行動は報われる。

経験という財産をつくり体が、頭が、

蓄積している。

一番を目指したという力を忘れない。

きっと、次の機があれば、

その時、その財産を使うことができる。

もし、機がこなくても、

その財産は違った形で消化され、

自分が誇れる自分になるための

エンジンになる。

だから、一番を目指そう。

全力で走ろう。

成長しなが生きることは、

素敵なことだ。

それでバランスをとる

(今日のコトバ)

 

人間は、本物と偽物どっちももっている。

 

 

 

例えば、天才的アーティストでも、

金銭に汚かったり、だらしなかったり。

例えば、会社でうだつのあがらないオヤジでも、

海でサーフィンボードに乗れば別人になって光輝く。

それでいい。それでバランスをとっている。

だから、自分のもっている本物を大事に、

自分のもっている本物で勝負しよう。

本物の部分がキミのイメージになれば、

キミは豊かに生きていける。

幸せに生きていける。

正しくほめてあげよう

(今日のコトバ)

 

ほめて道を示せば、まっすぐ歩いていける。

 

 

 

ほめられると、人の気持ちは素直になる。

ほめてもらった人の言葉を、素直に聞けるようになる。

ほめることは、人に多大な効果を与えるのだ。

ただし、いつもほめてばかりでは効果は薄れる。

大事なポイントでタイミングよくほめることが必要だ。

そのためには、ほめる人のことをよく見ていなければ、

きちっとほめてあげられない。

ポイントをはずしては、ほめる効果も期待できない。

いま、道に迷っている人がいたら、

じっくりとその人の特長を見極め、

いいところを発見しほめてあげることだ。

人は、自信をもち出したらどこまでも伸びていくのだから。

座るのは自分の選んだ指定席

(今日のコトバ)

 

人生は、自由席なふりして指定席だ。

 

 

なにも人生が宿命で決められているというわけではなく。

誰もが自分の夢や希望に向かって走っていって、

その結果、たどり着いた場所には、

指定席が用意されているということなのだ。

自由に生きてきても、規制の中で生きてきても、

自分が座っている席は、自分で金をためて、

力を発揮して買った指定席なのだ。

また、努力が足りなくて座ってている席も

やっぱり自分が選んだ席に変わりはない。

だからこそ、どうせ座るのなら自分の座りたい席を

指定席にする努力があっていいと思う。

人は、自分が行けると思ったところまで行ける。

そして、自分が描いた席にどっしり座る

ことができるのだから。

二つの力

(今日のコトバ)

 

自力の上に、他力。

 

 

 

自力だけで踏ん張って物事をやろうとしてもうまくいかない。

他力だけで任せっきりで物事をすすめようとしてもうまくいかない。

自分の力で基礎をつくり、その上でネットワークから

様々な力で支えてもらう。ベストのパフォーマンスをするには、

それが一番効果的な構造だ。

力のバランスは、最終的にどちらが大きいかわからないが、

二つの力を上手に使う。

ただし、はじめの指針と基礎は自分でつくる。

それを肝に銘ずれば物事は成就しやすくなるのだ。