(今日のコトバ)
徒競争ではないんだ。
やっぱり障害物競走なんだ、
世の中は。
まっすぐ生きようとする。
その気持ちだけでは、一直線に進めないのが人生。
予期せぬ出来事が起こり、良くも悪くも
日々に変化をつけてしまう。
まじめに一点を見つめて走ることは大事なことだが、
誤算も計算に入れておかないと、
後で痛い目にあう。
何事もスタートを切る時、
障害物があることを頭に入れておけばいい。
人生なんて、すべてハンディキャップマッチなのだ。
学校だって、先生にえこひいきされる人がいる。
会社だって、縁故は能力にかかわらず出世する。
自分はしっかりしているのに、まわりの人間が思うように動かない。
また逆で、自分がみんなの足手まといになることもある。
それぐらいの状況は、想定しておけばいい。
そのギャップが実力を育成し、人生を有意義にするエネルギーなのだから。
ハードルを超え、網を潜り、あんぱんをくわえながら、
走る。走る。なお走る。
そして、ゴールの先には歓声と拍手が待っている。
そんな人生で、いいじゃないか。